2007年百里基地航空祭(2007年9月9日)9月7日に関東地方を直撃した台風9号のおかげで、関東地方は大雨が降ったのである。そうなると百里基地の駐車場がぬかるんで使えなくなる恐れが出るのである。それでなくても昨年同様、駐車場は少な目なのである。よって昨年同様、今年も航空祭前夜、8日2306に家を出たのである。道が空いていて快適なのは助かるが、クルマの中で寝るのは正直ツライ(笑)。 与沢門に着いたのは0120ごろ。今年の駐車場待ち行列は思ったより少なくて、基地入口の交差点から200m程度であった。去年と大違いだったのは0300ごろに駐車場に入れてもらえたことである。夜中なのに出勤して入場整理をして下さった百里基地の中の人には感謝感謝である。おかげで0730ごろまでゆっくりと寝ることができた。m(_ _)m てなわけで航空祭。今年は去年と大違いでメダマがない(爆)。地上展示機は15機種33機(格納庫内展示、ブルーインパルスの7機、エアロックのピッツを含む、ただし後述の“ステルス機”(笑)は含まず)で昨年より縮小。空自機以外の軍用機の参加は陸自のヘリ2機のみで寂しい限りである。また格納庫内にエンジンなどの装備品、エプロンの北端にペトリオットシステム、91式携帯式地対空誘導弾(SAM-2)、20mm対空機関砲(VADS-1改)、81式短距離地対空誘導弾(短SAM)、移動管制塔といった装備が展示されていたのは例年通りである メダマ的展示はないのであるが、中央に展示されていた地元第305飛行隊のF-15J #805は兵装フル装備。いっぽう第204飛行隊のF-15J #963(最終号機の2機手前)はJ-MSIP機。J/APQ-1後方警戒装置を搭載しているため胴体後端、右のアウトリガーの先端がレドームになっている。#805は1982年度納入、#963は1997年度納入なので、この両機の生産年の間には15年の開きがあるわけである。 同じく地元第501飛行隊恒例のシャークマウス。今年はRF-4EとRF-4EJそれぞれに施されていた。飛行展示を行ったRF-4Eにも描かれていたが、RF-4EJのほうは全機に描かれていたわけではないようだった。 第305飛行隊のT-4の胴体下には機上集塵器2型が吊られ、その脇にはアタマを開けてフィルターを取り出した状態のポッドが展示されていた。北の将軍様のオイタの際に、これを吊ったT-4が大活躍したのでアピールしていたのだと思はれ。 今年も出たステルス戦闘機。看板はもちろん、今年はパイロットのマネキンまで用意してノリノリであった(笑)。 空自以外の展示は、陸自からのOH-6DとUH-1Jだけ。この2機、2週間前の横田基地オープンハウスで展示されたのと同じ機体であった。(^◇^;) 飛行展示は、早朝に上がった天候偵察のT-4に続いて、オープニングフライトのために第305飛行隊のF-15Jと第501飛行隊のRF-4EJが上がったもののすぐに降りてしまった。待機空域の天候が悪かったためだらうか。しかしその後は天候が回復したため予定通り。 天気予報がいいほうに外れて晴れたのはいいのだが、思いの外暑くなったため売店の飲み物の供給が追いつかず、昼時にほぼ全ての飲み物が売り切れるという事態に。おかげで「飲料難民」になってしまい40分も行列してようやく手に入れることができた。急いでエプロン地区に戻ったらもうデモスクランブルは終わっていたのことよ。ヽ(`Д´)ノウワァァン!! 【地上展示機と所属部隊一覧】 【航空自衛隊】 F-15J/DJ (第7航空団第204飛行隊(百里)) ※飛行展示用 F-15J (第7航空団第305飛行隊(百里)) ※飛行展示用 RF-4E/EJ (偵察航空隊第501飛行隊(百里)) ※飛行展示用 T-4 (第7航空団第204飛行隊(百里)) ※飛行展示用 【陸上自衛隊】 【民間】 オマケの写真はこちら。 今年もブルーインパルスの飛行中からじわりじわりと出口に向かって移動開始。「コークスクリュー」が終わったのを見届けて撤収開始。途中にあった売店でテキトーなお土産を買い(「のりもの倶楽部」の売店でデカールも買ってみたり(^^ゞ)、駐車場に戻ってクルマを出したのが1440ごろ。今年はまったく渋滞らしい渋滞がないまま潮来ICまで走り、東関道で都心を目指す。しかし都心方面の首都高はあちこちで詰まっているのでそのまま湾岸を南下し、横浜−第3京浜経由で帰宅したのはなんと1750ごろであった。こんなに早く帰れた百里は初めてであった。(^^)v |