2002年松島基地航空祭(2002年7月28日) 実に12年振りとなる松島である。過去2回の松島行きは鉄道であったが今回はクルマで行くこととし、前日の27日2100に自宅を出発。この日は隅田川の花火大会のため首都高6号向島線が2100ごろまで通行止めであったため、そちら方面は渋滞がひどかろうと判断して5号池袋線を北上、美女木JCTから外環を経由して川口JCTから東北道に乗った。時に2240ごろ、あとはひたすら北上あるのみである。 地上展示は19機種20機(うち2機は飛行展示も実施)に加えてブルーインパルスが5機(展示飛行は4機)とエアロックのピッツが2機。米軍機は三沢の35FWからデモ用機とイモ番機のF-16CJが2機だけであったが、これは例年こんなモン。やはりメダマは初の一般公開となるF-2Bか。飛行展示のメダマはやはりF-2Bの機動飛行と、久しぶりに地元の晴れた空のもとで飛んだブルーインパルスであらう。でも残り少ないT-2の飛行ももっと見せて欲しかったと思ってみたり。 というわけでワタシ的に一番のメダマ、地元第4航空団臨時教育F-2飛行隊のF-2Bである。F-16CJと並べて展示されていたのであるが、F-2Bは複座型、F-16CJは単座型であるため胴体が伸びているのがよくわからない(笑)。主翼の大型化は上から見ないとわからないので、横から見ている限りほとんど「塗装の違うF-16D」である(走召木亥火暴)。もちろん細かく見れば違いがたくさんあるのだが。(^◇^;) ようやく新造機#804が配備されて7機態勢になったブルーインパルス。新造機のお披露目はなかったが、それ以外の6機は全て見ることが出来た。航空祭前々日には事故後初の6機での訓練も行われたというが、航空祭本番は4機のみ。 エプロンの一番端に展示されていた入間ヘリコプター空輸隊のCH-47J、さりげなく最新鋭のCH-47JA仕様だったり。もちろん初めて見たので写真撮りまくりである。( ̄ー ̄) 東北方面ヘリコプター隊のUH-1Jは部隊マーク入り。実はワタシ的にはCH-47J以外に部隊マークの入った陸自機を見るのは初めてだったり。(^◇^;) アメリカ空軍35FWデモチームのF-16CJは、デモフライトをしないで兵装を満載してイモ番機とペアで展示された。新塗装になって初めて見たのだが、AIM-120A×3+AIM-9L×1というAAMの搭載パターンも初めて見た。飛ばなかったのは一昨年の航空祭前日のプラクティスで、衝撃波で民家の窓を割ったことに対する遠慮なのだらうか?(^◇^;) 飛行展示は、やったんだかやってないんだかよく分からなかった(笑)オープニングフライトに続いて、地元第4航空団のT-2後期型とF-2B、松島救難隊のU-125A、UH-60Jによる編隊飛行、訓練飛行名目の1回目のブルーインパルス展示飛行、第305飛行隊(百里)のF-15J×2による航過飛行、エアロックのアクロ飛行、F-2Bの機動飛行、松島救難隊による救難展示、こちらが本番の2回目のブルーインパルス展示飛行と盛りだくさん。地上ではブルーインパルスJr.が午前と午後の2回展示走行(笑)を行った。 《地上展示機一覧》 現地では、さとうさんご夫妻とご一緒させていただいたほか、ねこすけさんとMirageさんにお会いした。一方motanさんとは連絡が取れず、PC-VANの今は亡きSIG「SKYER'S CLUB」でお世話になったちのさんとMM3さんとはすれ違いになってしまった他、どんじさんはお子さんの体調不良のため早々に引き揚げられたので結局会えず終いであった。残念。 帰りはブルーインパルスが終わったらすぐに駐車場に向かい、クルマに乗ったのが1500頃、5分も待たずに立沼門から出て、三陸道矢本ICまで15分程度で抜けられた。上空を深いバンク角で旋回していくC-1を見つつノロノロ運転で仙台を目指し、約1時間で東北道仙台南ICから東北道に入り、菅生PAで給油した後ひたすら南下。幸い渋滞らしい渋滞にもはまらずちょうど6時間かかって2100過ぎに帰宅できた。これでなんとか“準”日帰りが可能なことが判ったので、来年以降も行こうかななどと思ってしまったのであった。(^o^) |