NAF厚木オープンハウス“WINGS&祭2001”(2001年7月29日)
関東地方の猛暑が和らいだ7月28日(土)と29日(日)に開催されたアメリカ海軍厚木基地オープンハウス、今年は地元自治体の要望を受け入れてデモフライト一切ナシの“WINGS&祭2001”という形で開催された。天候は両日共に薄曇り、ワタシは29日に行ったのだが風もあって爽やかな陽気であった(もちろんしっかり日焼けはしたが)。 地上展示機は40機種48機で去年とほぼ同じ。ただし展示方法は例年通りCVW-5は集めたモノのあとはバラバラ。期待(爆)のEP-3Eやハリアーはおらず。メダマといえるような機体もなく(強いていうならAH-1Wか?)、フライトもないとあってじぇんじぇん盛り上がらないものとなった。まぁ展示機をじっくり見れたからいいか。(^_^;) 厚木といえばこれ、のCVW-5のCAG機。VFA-195(F/A-18C)は尾翼こそ去年とほとんど変わらないものの(「NF」の文字の位置が若干動いた)、1995年に登場してマニアをアッ!と言わせた超ドハデな初代“Chippy Ho!”を彷彿とさせる緑のラインがハンプバック側面に入っていた。一方VAQ-136(EA-6B)は去年とはガラリとデザインを替えて握り拳の向きが上下逆になったほか、機首のパンサーヘッドがなくなってしまった。またVRC-30 Det.5(C-2A)が2年振りに展示。塗装は基本的に2年前と変わらないが、今年は外側水平尾翼の内側も青く塗られていた。その他VF-154(F-14A)も塗り直したのか「NF」の文字の位置が若干動き、VFA-27(F/A-18C)は「NF」の文字が黄色のアウトラインから実線になり「VFA-27」の文字が消えるなどしていた。 もしかして展示機のメダマだったかもしれない、アメリカ海兵隊MAG-36/HMLA-169所属のAH-1Wはワタシ的には間近で見るのは初めてであった。(^^)v ディテール写真を撮りまくったのは言うまでもない。もっとも塗りはいたって地味であったが。 アメリカ海兵隊のF/A-18D(N)とアメリカ空軍のF-15Cは横田オープンハウスと同じ組み合わせ、MAG-12/VMFA(AW)-242所属のイモ番機と18th WG/44th FS所属の5th AF司令官機&67th FS所属のイモ番機。なんかつまらん。しかもF/A-18CやF-16Cもいないし。(~。~;) 海上自衛隊第51航空隊第513飛行隊所属のSH-60Jは陸上型。間近で見たのはたぶん初めて。(^^)v グッズ売りの机の上には見事に作り込まれた1/72のジオラマ作品が置かれていた。またこの機体と同隊所属のHSS-2BのエンジンカバーにZ旗と海軍旗が貼られていたが理由を聞きそびれた。 開放地区の外にも地元CVW-5所属機や海自P-3Cが置かれているのはもちろん例年通り。でも去年まではこいつらがぶんぶん飛んでくれたんだよな〜。そんな展示機以外の機体で注目は、開放地区と滑走路を挟んで反対側(海上自衛隊側)に置かれていた海上自衛隊のOP-3C改造1号機(第51航空隊)と、日本飛行機(ニッピ)で改修中の航空自衛隊のYS-11E #162号機、それに海上保安庁のサーブ340SAR-200であらう。YS-11Eはともかく、他の2機はぜひとも展示して欲しかったと思ふ。 飛ばないとはいえ業務飛行は若干だがあった。P-3C(海上自衛隊第2航空群第4航空隊)、UC-12F(アメリカ海軍NAF厚木ベースフライト)、YS-11M(第61航空隊)、UP-3A(?)(アメリカ海軍[所属不明])、UH-3H(アメリカ海軍HSL-51)が降りたり飛んだり。UP-3Aは1時過ぎに降りて海自側にランプイン、立派なタラップ車が横付けされたと思ったらUH-3Hがローターを回し始め、“ひょっとしてこっちへ寄っていかないかな”という期待をよそに離陸したUH-3Hは南東の方角へと消えていった。そしたら30分もしないうちに戻ってきて、“今度こそこっち来てくで〜!”という願いをまたも裏切って(笑)海自側に着陸後即ランプイン、入れ替わりにUP-3Aがエンジンを回すと2時過ぎ、いずこかへと飛び去って行ったのであった。誰かVIP待遇のエライさんが横須賀にでも行ったのかな。このUP-3Aが今年のWINGS最大のメダマだったかも知れない。ヘ(^o^ヘ)(ノ^o^)ノ 【地上展示機と所属部隊一覧】 【アメリカ海軍】 【アメリカ海兵隊】 【アメリカ空軍】 【アメリカ陸軍】 【海上自衛隊】 【航空自衛隊】 【民間】 |