NAF厚木日米親善桜祭り(2009年3月28日)

まだ五分咲き

 もはや恒例となった米海軍厚木航空施設(NAF厚木)の桜祭り。今年は昨年同様0800ちょい前に家を出て、約1時間で相鉄さがみ野駅、さらに徒歩20分弱でメインゲートに到着。行列を横目で眺めつつ最後尾に着こうと歩いていると着信アリ。「去年と同じパターンだな」・・・ねこすけさんからであった(笑)。合流して開門を待つこと約50分、開門したらしく列が一気に前に進み、ゲート直前まできたらPAISUKE兄ィからも入電。このタイミングまで去年と同じである(笑)。
 さて手荷物検査、なのであるが何やら列の前のほうが騒がしい。なんと今年は入場者に「写真付き身分証」の提示を求めているのである。こんなことは初めてだ。ワタシは幸い常に運転免許証を携帯しているのですんなり通れたが、免許がなく職場のIDカードを家に置いてきたねこすけさんは一悶着。中に入ってしばらく待っていたら入ってきたが、事情を聞いたら前にいた人が猛抗議をしたら入れることになったそうな。今後これがデフォになったら困る人が多いだらうな。


 地上展示機は13機種15機で昨年と同じ(機種は違うが)。メダマというかサプライズは3月7日に初の実働任務を行ったUS-2であらう。あとCVW-5の各機の搭載空母名が「GEORGE WASHINGTON」になっているというのもあるが、これは今後しばらく続くので特に今年でなくてもよい(笑)。もちろん今年もフライトは全くなし。


 そんなわけでUS-2、試作機塗装の2号機なのがちょっと残念ではあるがゼイタクは言えない(笑)。出動が掛かればすぐに出て行かなくてはならないので、展示位置が中途半端で見にくいのだがこれもゼイタクは(ry ウインドシールドの窓の形が意外と複雑なことに、間近で見てようやく気付いてみたり。


 CVW-5の艦載機はVAQ-136のEA-6BのみCAG機が整備中のためイモ番機だったが、他は色つきCAG機。VFA-195のF/A-18Cは一見すると去年と同じなのだが、実は機体が変更されているので塗装も変わって“CHIPPY HO! IV”になっているのであった。もっとも、明らかな違いは垂直尾翼内側の上隅に書かれた「III」が「IV」になっていることくらいで、あとは見比べてみないと判らない(爆)。もうちょっと変えてくれてもいいのに。一方VAW-115のE-2CHS-14のSH-60Fは機体が変わったわけではないのに塗装を大幅に変更。HS-14はHSL-51に対抗したのか“ニッポン”を強く意識した塗りになっていた。またVFA-27のF/A-18Eもささやかに塗装を変更し、ラダー内側にもダンダラ模様を入れていた。


 グランド地区のゲートガードに、今年はEA-6Bが仲間入り。地上展示機にEA-6BのCAG機がいなかったので、こちらでガマンすることにする(笑)。しかしまだ現役で飛んでいる機体がゲートガードになるというのは、ちょっと複雑な気がしないでもない。それはそうと、まだフラップが取り付けられていないのがちょっと哀れ。


【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ海軍】
F/A-18F(CVW-5/VFA-102[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-27[NF] CAG機)
F/A-18C(CVW-5/VFA-192[NF] CAG機)
F/A-18C(CVW-5/VFA-195[NF] CAG機)
EA-6B(CVW-5/VAQ-136[NF])
E-2C(CVW-5/VAW-115[NF] CAG機)
SH-60F(CVW-5/HS-14[NF] CAG機)
C-2A(CVW-5/VRC-30 Det.5[NF] )
SH-60B(HSL-51[TA] Co.機)
SH-60F(HSL-51[TA] 第7艦隊司令長官専用機)

【海上自衛隊】
P-3C(第4航空群第3航空隊)
SH-60K(第51航空隊第513飛行隊)
YS-11M-A(第61航空隊)
US-2(第31航空群第71航空隊)

展示機以外に見られた機体はこちら、おまけ写真はこちら

 エプロンに入ってすぐにねこすけさんと別れ、一通り撮り終わってまだ1130にもなっていない。でも3日前に風邪で寝込んでいたことでもあり(爆)、なによりどんよりとした曇り空で風も冷たいので、早々に引き上げることにする。グランド地区のHSL-51ブースでハンバーガーを買って食べた後(ちょっと冷めてたよ(´・ω・`))、お昼過ぎには基地を後にしたのであった。

inserted by FC2 system