NAF厚木&海自厚木航空基地日米親善春祭り(2015年5月2日)今年もNAF厚木春祭りは大型連休後半の初日となる5月2日。今年は海自厚木航空基地との共催だそうだ。今年も1000開門に合わせて始発電車で出発して正門前に着いたのは0645ごろ。朝4時半にはすでに並んでいる人がいたという情報もあったくらいで、今年は去年にも増してさらに行列が長い。0630ごろに着いていたトリトリさんと今年も合流させてもらったのだが、位置は昨年よりまたさらに150mほど後ろの桃並交差点(爆)。入場者数は昨年よりさらに増えて主催者発表で7マソ人だったそうな。やはり無料でいろいろ楽しめる米軍や自衛隊の基地開放行事が一般の人たちに知れ渡ってきたせいであらうか。何しろその手の行事予定の解説本に、軍事モノに縁が薄い出版社が続々参入してるくらいである。もう来年は電車で行くのをやめて、クルマで行って朝4時くらいに駅近辺のコインパーキングに放り込んでおこうかしらん。なお入場時の身分証明として昨年まで使っていたパスポートは4月で期限切れになってしまったが、今年は写真付き住基カードですんなりOK。(^^)v 地上展示機は昨年とほぼ同じ13機種20機。今年は地上展示機が大豊作。まず米海軍側ではP-8Aの初展示にVAQ-135のEA-18G、飛行隊創設60周年記念塗装のVFA-102飛行隊長機、海自側ではC-130Rの初展示に第3航空隊所属となったP-1と盛りだくさん。その上、海自下総航空基地からのミニP-3Cの展示があったり、P-8Aがぐーるぐる飛んでたり、CVW-5各機も訓練名目で上がってくれたりで、2015年の航空祭キックオフとしては大満足な内容なのであった。(^^)v まずは米海軍の最新鋭哨戒機P-8A。米本土のNASジャクソンヴィル(フロリダ州)から嘉手納基地にUDP配備されているVP-45の所属機で、地上展示された1機のほかに2機(うち1機は色つきマーキングの飛行隊長機、そっちを展示して欲しかったぞ)がタッチアンドゴーを見せてくれた。元になったB.737-800に比べて機体の各所にいろんな出っ張りが増えたその外観はけっこう萌えである(笑)。ドイツレベルあたりが1/144で出してくれないかしらん。ハセガワの1/200だとちょっち小さいのよね。(^^;) 昨年に続いて米本土のNASウィドビーアイランド(ワシントン州)を拠点とするCVWP(混成電子戦航空団)から三沢基地に一時配備されているグラウラーが展示された。今年はVAQ-135所属機で、昨年同様色付きじゃないのはちかたないね。この飛行隊、部隊マークのシルエットが厚木在住のVAQ-141のそれと似てると思うのはワタシだけだらうか(笑)。しかし機体各部に書かれたモデックスナンバーや部隊名のフォントが空軍のそれに酷似しているのはなぜなんだろねぇ。 地元VFA-102は飛行隊創設60周年記念塗装の飛行隊長機を展示。ちなみにCAG機は翌日開催されたMCAS岩国日米親善デーに出張したとのこと。しかし正直言ってこの60周年記念塗装、派手なんだけどセンスはあまり良くないような気がががが。(^^;) その他のCVW-5所属機はおおむね昨年と同じ塗装(飛行隊長や副長が変わった部隊や気付員が変わった機体は書かれている名前が変わったくらい)だったが、このVFA-195のCAG機を見れば判る通り、一年分の汚れは着実に溜まっているようなのであった(汗)。 エプロンに展示されていたHSM-51のMH-60Rはイモ番機であったが、テイルレターや部隊名表記がなんか変。よくよく見るとそれぞれグレーで書かれた「NF」「HSM-77」の上から黒で「TA」「HSM-51」と書いてあるのである。同じ機種だからこその使い回しなんだろうなぁ。(^^;) 一方の海上自衛隊も最新鋭機で対抗。最新と言っても中古機なのがアレなんだが(爆)、第61航空隊に配備されたばかりのC-130Rである。現在4機が配備されているが、この日はそのうち3機を確認することができた。中の人に確認したところ、YS-11Mでは垂直尾翼にデカデカと描かれていたラクダマークは描かれないとのこと。なおこれはLC-90も同様で、あとで写真で確認してみたら確かに乗降ドア近くに描かれていた小さなラクダマークは5年ほど前から消えていた。世知辛い世の中になったものよのぉ…。(´・ω・`) 昨年初めて正式に地上展示されたP-1、今年は配備されたばかりの第3航空隊所属機が展示された。SH-60Kを挟んでP-8Aと並んだので日米の最新哨戒機並びが実現。隣にはP-3Cもいたので哨戒機フェチ(いるのか?(^^;))にはなんとも豪華な顔ぶれであったことよ。 海自との共催のおかげで下総航空基地のミニP-3Cチームが厚木に登場。これが下総以外で見られるとは。下総での展示と違いエプロンと滑走路を隔てる規制線に沿って展示エリアを設けたので、反対側の観客が存在せず各機(各車?)の動きをよく見ることができた。相変わらず芸が細かいミニP-3Cや敵潜水艦の作りもよく判って実に佳き哉。 今年も健在だった「事実上の飛行展示」、ワタシが見たのは開場早々のP-8Aのタッチアンドゴーと、お昼前に上がったCVW-5の各機だけでヘリのフライトは見ず。 【地上展示機と所属部隊一覧】 【アメリカ海軍】 【アメリカ海軍(展示機以外)】 【海上自衛隊】 【海上自衛隊(展示機以外)】 【陸上自衛隊】
塗りが変わったゲートガードのA-4E。 |