NAF厚木&海自厚木航空基地日米親善春祭り(2016年4月30日)

 海自との共催2年目となる今年の厚木春祭りは、大型連休2日目の4月30日。今年も昨年と同じく始発電車で出発、正門前に着いたのも昨年と同じく0645ごろ。トリトリさんとの合流地点は昨年よりさらに50mほど後ろの位置であった。今年は待機列が最長で3km近くになったようだが、9時に正門を開けて入場チェックのあと鳥居ゲートの所まで入場者を入れ、開場時間の10時までそこで留めていた。これは有り難かった。なぜならトイレに行けたから(爆)。


 地上展示機は昨年より減って11機種17機で、昨年とは打って変わって不作。エプロン地区の開放エリアが昨年より狭められたせいか大型機が海自の2機だけになったり、外来機がまったくいなかったりで寂しいのなんの。まぁそれでも通常任務でレアな飛行隊の米海軍ハークや海自P-1が上がったり、災害派遣で熊本に向かう海自ハークが上がったり、CVW-5各機も訓練名目で上がったりで、やはり爆音浴はええなぁ、と。(^^)


 CVW-5各機の空母名は当然の事ながら「ロン」「RONALD REAGAN」に変わっているわけである。以下モデックス順に。
 VFA-102は昨年展示されなかったCAG機。なので昨年との比較はできず。(^^;)
 VFA-27はCAG機なのにイモ番機と同様の地味塗装。なんでやー!珍しくエンジン排気口にカバーが掛かっていなかったので、排気口のディテール撮りまくり。アイリス板には2種類あるようで、同じエンジンでも混在しているようだ。
 VFA-115は若干の塗装変更。LEXスポイラー(これが立ち上がってるのは初めて見た)には日米の国旗が描かれている。左垂直尾翼内側の「76、交差する剣、322、B」のマークは空母ロナルド・レーガン(CVN-76)の戦闘旗に描かれているもので、空母名になっている第40代合衆国大統領ロナルド・レーガンが1935年に米陸軍の予備役兵として第322騎兵隊B小隊に配属されたことに由来するとのこと。
 VFA-195は前身のVA-195が朝鮮戦争中の1951年に華川ダム破壊に成功し“Dambusters”のニックネームを賜ってから65周年ということで、垂直尾翼端に「65 Years」の文字。その他全体的に塗装が変更されているが、比べてみないと判らない程度ではある。
 VAQ-141は特に目立った変更はなし。
 VAW-115はCAG機の機体の入れ替え(昨年展示されたBu.No.166505は、昨年秋に空母レーガン艦内で発生した小火のもらい火で焼けてしまったのだった(´・ω・`))に伴い塗装を全面的に変更。それはいいのだが主翼を折りたたんだ状態で展示されていたので、垂直尾翼側面がよく見られなかったのことよ。(^^;)
 HSC-12は昨年同様ハルゼー通りエプロンに都合2機を展示したが、他の2個ヘリ飛行隊と違い2機とも地味塗装のイモ番機。つまらん。
 HSM-77も昨年同様ハルゼー通りエプロンに都合2機を展示。ハルゼー通りの機体がCAG機で塗りは昨年とたぶん同じ。人大杉であまりじっくり見られなかったけど。
 VRC-30 Det.5は特に変わらず。
 CVW-5ではないがHSM-51も昨年同様ハルゼー通りエプロンに都合2機を展示し、ハルゼー通りの機体が飛行隊長機。今年気付いたのだが、2013年に飛行隊長機“アニキ”が今の塗りになった時、富士山頂に「武将」の文字が書かれていたのだが、これは昨年からほとんど消されててうっすらと痕跡が見える程度になってるのね。(^^;)


 海自の展示は大幅に縮小され、第3航空隊のP-1P-3C、それに第61航空隊のLC-90が並んだだけであった。LC-90のドア脇に、熊本地震での災害派遣に絡んでくまモンのステッカー(?)が貼られていたのが佳き哉。でもUS-2が今年も不参加だったのは残念無念。

 今年の「事実上の飛行展示」、まず開場早々に滑走路の反対側にいたVR-62のC-130T、次いで熊本地震の災害派遣に向かう第61航空隊のC-130Rが上がり、お昼頃に訓練飛行か哨戒飛行に向かう第3航空隊のP-1が上がるのを待っていたかのように滑走路の反対側からMH-60R/Sの3個飛行隊から1機ずつ、次いでE-2Cを先頭にCVW-5の固定翼機が各飛行隊1機ずつ上がっていった。なお今年も降りは見ず。(^^;)


【地上展示機と所属部隊一覧】

【アメリカ海軍】
F/A-18F(CVW-5/VFA-102[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-27[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-115[NF] CAG機)
F/A-18E(CVW-5/VFA-195[NF] CAG機) ※ダムバスターズ襲名65周年記念塗装
EA-18G(CVW-5/VAQ-141[NF] CAG機)
E-2C(CVW-5/VAW-115[NF] CAG機)
MH-60S(CVW-5/HSC-12[NF]) ※エプロン手前のハルゼー通りに展示
MH-60S(CVW-5/HSC-12[NF])
MH-60R(CVW-5/HSM-77[NF] CAG機) ※エプロン手前のハルゼー通りに展示
MH-60R(CVW-5/HSM-77[NF])
C-2A(CVW-5/VRC-30 Det.5[NF] )
MH-60R(HSM-51[TA] Co.機) ※エプロン手前のハルゼー通りに展示
MH-60R(HSM-51[TA])

【アメリカ海軍(展示機以外)】
エプロンのCVW-5各機
C-40A(VR-58)
C-130T(VR-62)

【海上自衛隊】
P-1(第4航空群第3航空隊)
P-3C(第4航空群第3航空隊)
LC-90(第61航空隊)
救難車両化学消防車MAF-50B(第4航空群厚木航空基地隊)

【海上自衛隊(展示機以外)】
P-1(第3航空群第3航空隊)
UP-1(第51航空隊)
P-3C(第3航空群第3航空隊)
C-130R(第61航空隊)
LC-90(第61航空隊)

【民間】
セスナ172F(横田飛行クラブ)
セスナ172H(横田飛行クラブ)

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