2010年下総航空基地開設記念行事(2010年10月3日)2010年の下総航空基地祭は10月3日。天気予報では天気がイマイチっぽかったのだが、YS-11Tの公開が今年で最後との情報が入ったので結局行くことにした。0540起床、0630に家を出て宮崎台0639発の各停に乗り、表参道で千代田線の常磐線直通取手行きに乗り換え、さらに松戸で新京成線に乗り継いで新鎌ヶ谷駅に着いたのが0813。宮崎台で3年前より4分早い電車に乗ったら10分早く着いてしまった(笑)。シャトルバスはもう動いていたので、駅前のジャスコの前のバスターミナルから無料のシャトルバスに乗って15分、0830過ぎに下総航空基地に到着したのである。 地上展示機は14機種14機と3年前の倍。US-2や陸自のアパッチにここでもお目に掛かれるとは。飛行展示は最後とあってYS-11も参加し、空自の航空祭では見られなくなって久しい超低空を飛び回ってくれた。さらにミニバイクにハリボテを被せた“ミニP-3C”の展示は3年前よりグレードアップ。結局天気予報はいいほうに外れて曇り時々晴れの絶好の行楽日和になったし、いやー来て良かった!(●^o^●) 今年のメダマは第205教育航空隊のYS-11T-Aに尽きる。エプロンの展示機#6901はエンジンナセルを開けてエンジンを見せていたほか、機内公開も行っていたので祝賀飛行が始まる前に見ておこうと朝イチで並んでみた。だいぶ前の厚木WINGSでYS-11Mの機内を見たことがあったが、旅客機然としたM型と比べるとさすが機上作業訓練機。あいにく機器類は他の機体で使うためほとんど残っていなかったが(この機体が整備明けだかららすい)、訓練生の座る椅子と作業机がずらりと並んでいるのである。コクピットはたぶんほとんど変わらないと思うが。(^◇^;) もう一方の主役は第203教育航空隊のP-3C。とはいえ機体自体は特に面白みもなく(笑)。ただ、部隊マークが描かれた機体が2機しか確認できなかったような気がしたので、やはりここもノーマークになってしまうのだらうか。(´・ω・`) 第71航空隊のUS-2は4号機で、今年納入されたばかりの新品。ワタシ的には量産機塗装の機体にようやくお目に掛かれたということで。(*´∀`*) 海上自衛隊で実用化されている唯一のジェット機(試験中も入れればXP-1もあるが)、第91航空隊のU-36Aを見たのは5年ぶりだが、お腹のレドームが外された形態は初めてであった。なんか物足りない(笑)。 今年はなんだか陸自ヘリがいっぱい。OH-1とUH-60JA以外の全機種が出揃った。ここでアパッチたんを見られるとは。UH-1Jは航空学校宇都宮校所属であったが、機体には第2師団第2飛行隊(旭川)の部隊記号「II」が書かれていた。機体のやりくりの都合による借り物で、まぁよくあることだ罠。 飛行展示はまず「祝賀飛行」から。エプロン中央で開設記念式典が行われ、朝イチで離陸して上空で待機していたYS-11T-AとP-3Cの編隊が式典のトリとして航過飛行。各機はそのまま「展示飛行」に移り、まずP-3C×3機がレベルオープナー(真上でやってくれたので写真に撮れなかった(~。~;))を行った後、交差飛行や兵器倉からのマーカー投下、低空飛行などを披露。低い、低すぎるよ(爆)。続いてYS-11T-A×2機が編隊飛行や航過飛行を行い、その後いずこかに消えていた1機も混じって3機が順次着陸。P-3Cは最初に離脱した1機も交えて4機の右エシュロンで航過した後、1機づつ低空パスをしてから着陸して「展示飛行」はお終い。次の「空挺降下展示」は展示飛行の最中に離陸していった陸自のCH-47J×2機が、空挺隊員をパラパラと振りまいてお終い(爆)。これで飛行展示はすべて終了である。 売店地区で腹ごしらえの後は、「ミニP-3C公開展示」という名の“飛行”展示(以後「ミニP-3C」→「ミニP」とす)。内容は3年前より格段に進化しており、登場する“兵器”もミニP側は前回登場したラジコン誘導の「対潜魚雷」に加え、翼下に搭載した「機雷」とラジコン誘導の「ハープーン空対艦ミサイル」と豪華なもの。一方、敵潜水艦側も負けてはいない(笑)。ラジコン誘導の「不審船」と「艦対空ミサイル」と、こちらもかなり“実戦”を想定したもの。敵の放った艦対空ミサイルを避けるべく、ミニPはチャフ/フレアの発射まで行うのだから念が入っている(笑)。体験搭乗に向かうYS-11T-AとP-3Cを後目に、観客(ワタシを含む(笑))に大うけであった。 【地上展示機と所属部隊一覧】 1330ごろ撤収。基地の反対側にあるゲートガードを見に行く気力はもはや残っていなかった(笑)。シャトルバスで新鎌ヶ谷駅まで行き、今年は帰りも新京成に乗って松戸から常磐線快速→山手線と乗り継いでアキバなど寄ってみたりして。(^。^;)ヨホホホ |