2009年海上自衛隊横須賀地方総監部サマーフェスタ (2009年8月1日)
海上自衛隊横須賀基地の公開は、ウチから1時間半くらいで行けるとはいうものの、ヒコーキ絡みの展示はヘリの救難展示くらいなので、ヒコーキ好きには物足りない。よって今まで行ったことがなかったのである。もっとも先代「しらせ」最後の公開の時は別であるが(『最後』だったし(笑))。まぁしかし今回は、1ヶ月前に機種改編した新コンデジのテストと、ローパスフィルターを掃除したデジイチのテストを兼ねて行ってみることにしたのである。
今回も“kojii.netの中の人”井上孝司さん呼びかけのOFF会に乗っかって、0902にJR横須賀駅着。入場待ちの行列に並んでいるうちから空はどんどん晴れてくる。天気予報は「曇り」だったじゃんよー! 念のために折り畳み傘まで持ってきちゃったじゃんよー!凸(`、´メ)
手荷物検査を通り抜けて桟橋に向かう。売店地区の前を通りかかると、横須賀市のPRテントの傍に着ぐるみが3体。中の人は暑そうだ(笑)。そうこうするうち早くも港内で訓練展示が始まった。最初は館山航空基地の第21航空群第73航空隊所属のUH-60Jによる救難展示。“レッドホーク”の救難展示は、NAF厚木などで第73航空隊の前身である厚木航空基地隊救難飛行隊によるものを見慣れてはいたが、下が海面というシチュエーションは初めて。フロッグマンが飛び降りるところなんて、下が地面じゃやらないもんね(笑)。続いてタグボート2隻による放水展示。正直あまり面白いものではなかった(爆)。それより飛行機がらみの展示はもう見終わってしまったわけで。(~。~;)
ようやく主役であるおフネの展示。桟橋の付け根から見て右に砕氷艦「しらせ」(AGB-5003)と米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」(DDG-54)、左に海自の「むらさめ」型護衛艦「むらさめ」(DD-101)と「たかなみ」型護衛艦「おおなみ」(DD-111)が、それぞれ“串刺し”状態で係留されている。神奈川地本が大型モニターと82式指揮通信車を持ち込んでリクルート活動に勤しんでいる脇を抜け、まずは「しらせ」の乗艦待ち行列に付く。行列が思いの外短くてすぐに乗艦できたのはいいのだが、艦内の公開部分がそれほど多くないのですぐ見終わってしまう。そのまま隣の「カーティス・ウィルバー」へ。こちらも公開部分は上甲板レベルなのですぐにお終い。
いったん桟橋に降り、今度は反対側の護衛艦へ。「むらさめ」も「おおなみ」もやはり公開部分は上甲板レベルなのですぐに見終わってしまった(実は「むらさめ」は艦橋も公開していたのだが、行列の凄さに恐れをなして行かなかった(汗))。「おおなみ」からは、さらに奥の桟橋に係留されている先代「しらせ」(AGB-5002)と潜水艦(艦名不明)が見えたが、先代「しらせ」は非公開、潜水艦は事前申し込みをした小学4年生から高校生だけが艦内を見ることができたのだった。むーん、さすがに高校生には化けられない罠。(^。^;)ヨホホホ
これでフネの見物はお終い。休憩所で小休止したあと、同時開催の米海軍のフレンドシップデイに移動するべく、シャトルバス乗り場に向かう。が、係員が「シャトルバスは1時間半待ちです」と連呼しているのであっさりと諦め(笑)、途中で展示されていた航空自衛隊武山分屯基地のPAC-3を見て引き返す。ランチャーにセルが1本しか載ってないのでなんか貧弱。(´・ω・`)
正門を出てJR横須賀駅前から路線バスで米海軍横須賀基地の正門近くまで行くが(歩くのはしんどいのよ(^。^;))、入場は三笠門からということで結局歩く。入場後もひたすら歩いて岸壁まで行くが、時間が遅くて艦船の公開はタッチの差で間に合わず。こちらでは海自の「むらさめ」型護衛艦「いかづち」(DD-107)と、米海軍のブルーリッジ級揚陸指揮艦「ブルーリッジ」(LCC-19)が公開されていたんだがなー。
仕方がないので引き返して、売店地区でアメリカンフード漁りをすることに(笑)。リブロースステーキが柔らかかったのが意外(笑)。マクドナルドのクォーターパウンダーはやはり、日本のソレとはモノが違ってデカイ(爆)。ミニッツメイド(やっぱ米海軍基地内だもんね、ってそれはニミッツだってば(笑))のアップルジュースのパッケージに描かれたロナルド・マクドナルド(アメリカのマックなので原音に近い表記にしてみた)はちょっと逝っちゃってるぽい。)゚O゚( ヒー
そんなこんなで1530ごろに撤収。帰りに三笠公園に立ち寄って、100年前に我が国をロシアの植民地化の脅威から救ってくれた記念艦「みかさ」、あいや戦艦三笠と東郷提督の像に一礼してから引き上げたのだった。
オマケ写真はこちら。
なおコンデジとデジカメのテスト結果であるが、コンデジはさすが最新機種だけに実に撮りやすい。ワタシが一番気になっていたデジタル水平儀は、静止している被写体を撮るときは予想通り実にありがたい。動いている被写体を撮るときにあまり気にするとシャッターチャンスを逃してしまうが、そういう時は気にしなければよい(笑)。またISO感度とストロボ発光は「AUTO」モードのままにしておいたのだが、明るいとは言えない艦内の撮影においてもストロボが発光したのは数えるほどであった。ストロボを使ってしまうと画像が平板になってしまうのでこれも助かる。またデジイチのほうは掃除の成果が出て、画像に写り込んでいたゴミが一掃されていた。これで心おきなく使えるのである。(^^)v
|