BAe(ホーカー・シドレー)AV-8Aハリアー

フジミ1/72
タイ海軍No.3Wg./No.301Sqn.(第3航空団第301飛行隊)所属
空母チャクリ・ナルエベト搭載(3107/161174(ex.01-809),1997年)
フジミ1/72 AV-8Aハリアー(タイ海軍)

フジミ1/72 AV-8Aハリアー(タイ海軍) その1

フジミ1/72 AV-8Aハリアー(タイ海軍) その2

フジミ1/72 AV-8Aハリアー(タイ海軍) その3

フジミ1/72 AV-8Aハリアー(タイ海軍) その4

★使用キット:フジミ1/72 緑4 BAeハリアーAV-8A
★使用デカール:自作デカール他

【2004年5月完成】
 今回のハリアー量産は各キットメーカー入り乱れて製作しましたが、フジミのキットは2機作りました。エッシーやフジミとほぼ同時期にリリースされたキットですが、先の2社に比べると出来は一段落ちる印象です。何より胴体をパネルラインでもなんでもない、インテーク直後のとんでもないところで分割してくれているので、それの合わせ目を消すのにどえらい苦労をしました。作例はキットをほぼストレートに作りましたが、垂直尾翼と尾端にはRWRが装備されているため不要パーツにあったハリアーGR.3用を使用しました(これがあったのでタイ海軍機をフジミで作ったのです(^^)v)。コクピット内はかなり寂しく射出座席(ステンセルSEU-3)など似ても似つかない形状なため、形が似ているハセガワ1/72 AV-8Bのキット付属のパーツ(先の量産で余ったもの)にフェイスカーテンハンドルを付けたものを乗せました。また計器盤はハセガワのハリアーGR.3のデカールをスキャンして複製した自作デカールを貼り付けてます。そのほか、垂直尾翼左側面の全温度センサーブロープはプラ板+伸ばしランナーで、胴体背面の幅広タイプのVHFアンテナはプラ板で、機首のピトー管は真鍮パイプで自作しました。
 タイ海軍機の機体塗装はスペイン海軍時代と同じガルグレイ/白バージョンと、グレイ迷彩バージョンの2種類がありますが、作例は同時に作ったスペイン海軍機との差別化を図るためグレイ迷彩としました。ただグレイの色合いや塗り分けラインはほとんど資料がなかったので、写真を参考にした結果現行のスペイン海軍やイタリア海軍のハリアーIIと同じにしましたが、かなり推定が入っています。主翼下面の国籍マークの位置も推定です。デカールは、国籍マークや数字類はエアフィックス1/24 AV-8Aのキット付属デカール(その節はお世話になりました>みやちゃnさん)をスキャンして縮小した自作デカールを使用、コーションデータ類はスーパースケールデカール、アズテックデカール、ハセガワやエッシーのキット付属デカールなどからかき集めました。
 ぶら下げモノはAIM-9Pサイドワインダー空対空ミサイルと増槽。AIM-9Pはハセガワ1/72ウェポンセットを使用しました。また胴体下面のアデン砲ポッドは、キット付属のモノが出来が悪かったのでエッシーのキット付属のモノを流用しました。

【追記】2010年2月にキャノピー開状態に改造しました。 inserted by FC2 system