★使用キット:エース1/72 6000 F-101 VOODOO ★使用デカール:スーパースケールデカール 72-472 CF-101B VOODOOs -CANADA Special Schemes 【2009年11月7日完成】 今回のF-101量産は、ハセガワの古のRF-101Cと出来がいいといわれるレベル(エース)のF-101Bを同時に作りました(レベルのキットとエースのキットとの関係はこちらをご覧下さい)。駄菓子菓子、このレベル(エース)のキットは完成すれば素晴らしいヴードゥーが机上に再現できますが、インストの出来が悪くて作るのにとにかく手間取りました。キットは機首下面のエアスクープがピトー式になった1958年会計年度(FY58)以降に発注された機体に、機首両脇の小さなピトー管と機体表面のパネル編隊灯が増設された1970年代以降の姿を再現しているようですが、この作例の機体はFY57発注であり、またカナダ国防軍の機体にはEF-101Bを除いてパネル編隊灯が増設されなかったので、そのままでは作れません。 とりあえず機体表面にモールドされたパネル編隊灯の出っ張りを削り落とし、機首下面のエアスクープはキットのパーツ取り付け穴を利用してプラ板でNACA型に見えるよう改造。またインテーク内の仕切り板は短すぎるのでプラ板で作り直したほか、モールドされていなかった翼端灯をプラ板で自作、機体下面のアンテナもプラ板で作り直してます。また射出座席はパヴラモデルのレジン製シートを使用しました。 胴体下面のウェポンベイは実機同様回転するようになっていましたが、扉がウェポンベイ内部に干渉したりしてうまく回らないので、ファルコンサイドを外側にして潔く固定しました。 機体塗装は、胴体前半部のブルーはストックに適当な色がなかったので、もう何十年も使っていないクレオス#20をもとにテキトーに混ぜて作りました。ブルーとブラックの境界の白線がデカールになっているので(もちろん鷲頭はまるまるデカールですが)、それをマスキングテープにトレースしてマスキングしています。マーキングはスペマーだけに、機首のピトー管の赤いスパイラルなどごく一部を除いてほとんどすべてをスパスケで賄いました。そのスパスケはあまりにも古いので、マイクロスケールのリキッドデカールフィルムで保護しています。しかし、前脚扉に白フチ黄で書かれたシリアルナンバー下三桁「057」が忘れられていたのに気付いたのが、デカールを貼るときだったというのは迂闊でした。もっと早くに気付いていれば自作したものを。orz なおブログに上げたリアルタイム製作記はこちら。 |