★使用キット:ハセガワ1/72 814 ジェネラルダイナミックスF-16B PLUSファイティングファルコン 他 ★使用デカール:DACOデカール D7209 F-16B FB-01 10 Years F-16 in Belgium +キット付属(ハセガワ&ドイツレベル) 【2002年5月完成】 今回やったF-16×15機量産のうち、ハセガワのF-16シリーズは13機作りました。ハセガワのF-16は発売されてから17年も経つキットですがバリや歪みもほとんどなく、今でも充分に1/72のベストキットとして通用します。インテーク周りが実機にない分割ラインになっていて、しかもパーツの合いが悪いのでここはパテや瞬着を盛ってゴンゴン削りましたが、あとはほとんどパテも要らず合いも良く、それほど苦労はしませんでした。 この機体はブロック10なので、ブロック15をモデライズしているキットを先祖帰りさせる必要があります。まず水平尾翼が増積前の小さいタイプのままなので、ここはエッシー1/72 F-16A“Light Fighter”から流用しました。垂直尾翼はラポートIII ECMシステムの収納部が増設されていないのでキットのままで使えますが、前縁に突き出ている空中給油口照射灯のブロープは削り落としておきます。胴体下面の熱交換機排気口はブロック10以前の型用のものをドイツレベル1/72 F-16MLuの余りパーツから流用して移植、また機首下面とベントラルフィン間のアンテナを削り取り、インテーク下面のUHF/IFFアンテナを自作しRWRアンテナを前述のエッシーのキットから流用しました。前席の射出座席はハセガワ1/72 F-15Jの余りパーツを流用していますが、後席はキットのパーツ形状の関係でそのままです。キャノピーは前半分のみ薄くスモークがかかっているので、自分で調合したスモーク色を表から筆で塗っています。主翼下面にはなにも付かないのでパイロンの取付穴をすべて埋めましたが、この作業は意外と面倒です。 機体塗装はアメリカ空軍に準じたもの。胴体背面と垂直尾翼は記念塗装に合わせて白で塗っておきます。デカールは、記念マーク類はベルギー製のDACOデカールNo.D7209を使用、するつもりが粉砕しまくりで全く使い物にならなかった(マイクロスケールのリキッドデカールフィルムを二度塗りしても割れた(T^T))のでほぼ全部自作にて作り直しました。ストライプの青い部分の色が紫がかってしまいましたが、もう直す気力がありませんでした(爆)。国籍マークはドイツレベル1/72 F-16MLu付属のもの、コーションデータ類はキット付属のものを使用しています。ぶら下げモノは胴体下(Sta.5)にパイロンと300gal増槽のみ。 |