ロッキード・マーチンF-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”

ハセガワ1/72
イスラエル空軍第4航空団第105飛行隊所属
(651[ex.90-0892],2000年)
ハセガワ1/72 F-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”(イスラエル空軍)

ハセガワ1/72 F-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”(イスラエル空軍) その1
ハセガワ1/72 F-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”(イスラエル空軍) その2
ハセガワ1/72 F-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”(イスラエル空軍) その3
ハセガワ1/72 F-16DG(ブロック40)ファイティングファルコン“ブラキート”(イスラエル空軍) その4

★使用キット:ハセガワ1/72 00174 F-16Dブラキート“IDF” 他
★使用デカール:キット付属

【2002年5月完成】
 今回やったF-16×15機量産のうち、ハセガワのF-16シリーズは13機作りました。ハセガワのF-16は発売されてから17年も経つものですがバリや歪みもほとんどなく、今でも充分に1/72のベストキットとして通用します。この作品に使用した「ブラキート“IDF”」のキットは新金型のMCIDインテーク等のパーツに加え、胴体背面のハンプバッグなどをレジンパーツで追加したものです。MCIDインテークのパーツは2000年に発売されたモノなのに、従来のパーツ同様実機にない分割ラインになっている上に合いが悪いので、ここはパテや瞬着を盛ってゴンゴン削りました。一方レジンのハンプバッグの合いはまぁまぁで、丁寧に接着すればそれほどパテは必要ありません。垂直尾翼はパーツの上半分を切り取ってこのレジンパーツの上に載せる形になりますが、イモ付けになるので補強としてアルミパイプを仕込みました。その他はほとんどパテも要らず合いも良く、それほど苦労はしませんでした。
 イスラエル空軍のF-16には、インテーク左右のポジションライト基部とインテーク下面にアンテナフェアリングが付いているものがあります。“ビッグスパイン”仕様機にも付いているのでドイツレベル1/72 F-16MLu から流用しましたが、実は形状が異なります(爆)。まぁ気分の問題ということで(汗)。また、機首両側面のアンテナフェアリングも独特の形状をしていて、これはレジンパーツで入っているのですが、あまりに小さいそのパーツが製作中に時空の彼方に消えてしまったので(爆)、やむなくキットオリジナルのものをちょっと削って付けています。
 後席の計器盤のフードの上にはカバーに囲まれたCRTが1台増設されているので、プラ板で外形のみそれらしく作って載せています。なお前席のHUDは、アメリカ空軍のF-16CG/DGのようなホログラフィックHUDではなく、F-16C/D-30/32やF-16CJ/DJと同じワイドアングルHUDなのでキットのままです(キットのHUDはA/B型も同じパーツなので厳密にはそれだとおかしいことになってしまうのですが)。そのほか機関砲口を改修、前席の射出座席はハセガワ1/72 F-15Jの余りパーツを流用しています(後席はキットのパーツ形状の関係でそのまま(^◇^;))。キャノピーは全体に濃いスモークがかかっているので、自分で調合したスモーク色を裏表から筆で塗っています。あと、垂直尾翼付け根部分の側面が、補強のためのアルミパイプを入れたところから割れてしまいました。幸い数字のデカールが被さっているのでわかりにくいですが。
 機体塗装はイスラエル空軍独特の砂漠迷彩。インストの指示通りに塗っていますが、なぜか上面の迷彩色を間違ってしまい、グリーンであるべきところがブルーになってます。なんでだろー(爆)。デカールはキット付属のものを使用しています。ぶら下げモノは胴体下(Sta.5)にパイロンと300gal増槽、主翼内側(Sta.4/6)と主翼中央(Sta.3/7)にパイロンとMk.84 2,000lb通常爆弾×4、翼端ランチャー(Sta.1/9)にAIM-9L×2。AIM-9LとMk.84はハセガワ1/72ウェポンセットを使用しました。 inserted by FC2 system