マクダネル・ダグラスF-4EファントムII

ハセガワ1/72
アメリカ空軍366th TFW/421st TFS
(第366戦術戦闘航空団第421戦術戦闘飛行隊)所属
“Chico the Gunfighter”、ベトナム戦争参加機
(LC/68-0339、1972年)
ハセガワ1/72 F-4EファントムII(421st TFS)

ハセガワ1/72 F-4EファントムII(Chico) その1

ハセガワ1/72 F-4EファントムII(Chico) その2

ハセガワ1/72 F-4EファントムII(Chico) その3

ハセガワ1/72 F-4EファントムII(Chico) その4

★使用キット:ハセガワ1/72 KA7 マクドネルダグラスF-4EJファントムII(箱無し)
★使用デカール:Twobobsデカール 72-034 F-4E SEA Heroes

【2014年5月17日完成】
 作例は1972年、ベトナム戦争中に南ベトナムのダナン飛行場に駐留していた421st TFSのF-4E(68-0339)が、両翼下にSUU-23/A 20mmガトリング砲ポッドを吊った“三丁拳銃”姿で北ベトナムとの間のDMZ(非武装地帯)周辺で高速重武装偵察を行った時の姿を再現しています。コールサインとして“Chico”を割り当てられた本機はのちに“Chico the Gunfighter”と呼ばれるようになりました。内翼パイロンに海軍が使うMk.20ロックアイ・クラスター爆弾を吊っていますが、ダナンには海兵隊の飛行隊もいたので入手は容易だったようです。

 今回久し振りにファントムを量産したわけですが、毎度毎度海軍型では少々飽きたので空軍型でいってみました。ハセガワ1/72のF-4シリーズの製作は、今回の4機量産が通算52〜55機目になります。なので慣れているので(笑)製作上特に困ったところなどはありませんでしたが、例によってインテーク周りの合わせが悪いので出っ張ったほうをガシガシ削ることで対処しました。また今回は主翼下面パーツと機首下面パーツを先に接着してできるだけ合わせ目をツライチにしておいてから胴体に取り付けるという方法を試してみました。ちょっとやりにくいですが、まぁ悪くはないですね。次回もやってみますか。

 しかしやはり三毛猫迷彩を3機もいっぺんにやるモンではありませんね(汗)。判っていたことではありますがマスキングが大変過ぎです。資料は全体が写っていない小さな実機写真2枚とトゥーボブズデカールのインストしかないので、迷彩パターンは推定が入っています。なお実機は垂直尾翼後端にRHAWアンテナがあるのですが、見事なまでに見落としてしまいました。てかE型のここって何も付いてないものだとばかり思っていました。迂闊もいいとこです。ここが戦場なら即s(ry

 吊しモノは、Mk.20とAN/ALQ-87 ECMポッドはハセガワのウェポンセットからですが、SUU-23/Aはフジミのブリティッシュファントムに付いていたモノに手を加えて使用しました。また、それを吊す外側パイロンは増槽のパイロンを芯にして自作しています(ハセガワさんパーツ化早よ)。デカールは質はいいのですがコーション類が少々寂しいです。また水平尾翼直前のアレスティングフック警告マークを貼るのをしくじってしまい、他の機体のものを流用したのでデカールの指示と異なるものになってしまいました。

 なおブログに上げたリアルタイム製作記はこちら inserted by FC2 system