マクダネル・ダグラスF-4JファントムII

ハセガワ1/72
アメリカ海軍VX-4(第4試験評価飛行隊)所属
アメリカ建国200年記念塗装機(76/153088,1976年)
ハセガワ1/72 F-4JファントムII(VX-4 Vandy76)

ハセガワ1/72 F-4JファントムII(VX-4 Vandy76) その1

ハセガワ1/72 F-4JファントムII(VX-4 Vandy76) その2

ハセガワ1/72 F-4JファントムII(VX-4 Vandy76) その3

ハセガワ1/72 F-4JファントムII(VX-4 Vandy76) その4

★使用キット:ハセガワ1/72 00064 F-4JファントムII“VX-4 ヴァンディ76”
★使用デカール:キット付属

【2011年5月13日完成】
 作例は主に空対空兵装の評価試験を担当していたVX-4所属機で、あまりにも有名なアメリカ建国200年記念塗装機“Vandy76”です。S型の主翼に装備する前縁スラットの開発に使用されていた機体で、主翼の前縁スラットは展張状態で固定されています。機首レドーム下面にはB型と同じIRセンサーが付いてますが、これはなぜなんでせう?

 今回の量産は、2011年正月明けから始まった「米海軍・海兵隊ファントム使用全飛行隊制覇計画」の第四弾(おまけ付きw)です。
 ハセガワ1/72のF-4シリーズの製作は、今回の8機量産が通算44〜51機目になります。なので慣れているので(笑)製作上特に困ったところなどはありませんでした。例によってインテーク周りの合わせが悪いのですが、今回はできるだけパテを使わないようにして、出っ張ったほうをガシガシ削ることで対処しました。インテークと主翼下面のアンテナフェアリンクは切り飛ばしました。
 一番の特徴である主翼前縁ですが、まず内翼部はジャンク市で入手した主翼パーツから、外翼部はS型用外翼パーツからスラット部を切り出して整形しパーツを作ります。一方主翼内翼部本体はスラット部分を削り込み、外翼部はJ型用パーツの前縁フラップを切り離してから削り込んで整形し、前縁部分に0.3mm真鍮線を埋め込んで角度を付けて支柱代わりにして、スラットのパーツを取り付けています。
 デカールは基本的にキット付属を使いましたが、大判のシートにでかでかと印刷された赤白の帯は全く使えないことが判明(細かい経緯はブログを参照あれ)。これをコピーして型紙を作り塗装しようとした目論見は脆くも崩れ去ったので、コピーを元に型紙を手描きで作成、塗装しました。文字類はデカールを使いましたが、初期のカルトグラフのハンパ無い堅さに苦労しまくり、所によっては流し込み接着剤で対処しました。
 なおブログに上げたリアルタイム製作記はこちら inserted by FC2 system