マクダネル・ダグラスF4H-1ファントムII

ハセガワ1/72
アメリカ海軍CVW-8/VF-74
(第8空母航空団第74戦闘飛行隊、空母フォレスタル搭載)所属
VF-74飛行隊長機(AJ101/148390,1962年8月)
ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74)

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その1

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その2

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その3

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その4

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その5

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その6

ハセガワ1/72 F4H-1ファントムII(VF-74) その7

★使用キット:ハセガワ1/72 00043 F-4B/NファントムII“ミッドウェイ バイセン”
★使用デカール:CtAモデルズデカール 29 Phantoms Collection Pt.1+自作+キット付属+寄せ集め

【2021年1月11日完成】
 VF-74は1961年7月にF4D-1スカイレイから機種改編し、アメリカ海軍初のF-4飛行隊となりました。この頃の塗装様式ではラダーは白ではありません。また排気口直上の無塗装部や水平尾翼前縁の塗り分けがこの機体のように異なっているものもあります。なおこの頃の機体名称はF4H-1で、F-4Bとなったのは1962年9月にアメリカ陸海空軍で航空機の呼称を統一して以降です。

 今回の6機量産は、2020年11月から始まった「米海軍・海兵隊ファントム使用全飛行隊制覇計画」の第三弾ですが、2021年1月20日が〆切だったモデルアート誌の「F-4ファントムII誌上展示会」に間に合わせるべく、この機体だけ単独で先行して制作しました。ハセガワ1/72のF-4シリーズの製作は、今回の量産が通算56〜61機目になります。なので慣れているので(笑)製作上特に困ったところなどはありませんでしたが、今回は機首と胴体のパーツを左右それぞれで先に貼り合わせ、機首下面と主翼のパーツも極力段差が出ないように先に貼り合わせてから、それらを一気に貼り合わさらにインテークもこの段階で付けてしまうという方法を採ってみました。相変わらずインテークと胴体の合いは悪いですが、これだと一気に形が見えてくるのでモチベがうpしますね。
 外に出っ張るアンテナの類は一切ないので、左右の主翼下面とインテーク下面にモールドされたアンテナフェアリングは切り飛ばし、垂直尾翼端もアンテナがないパーツを使用、胴体背面にも機首下面にもブレードアンテナは付けません(前脚扉のものだけは付く)。ついでに主翼の前縁内側のアンテナのモールドも埋めておきます。胴体背面の丸いモールドは Raf.Avi さんのテンプレートを使って再生。空軍型用ですが工夫すれば海軍型にも使えます。水平尾翼は前縁のスラットがないタイプでキット付属のものは使えないので予備パーツから持ってきました。主翼上面中央(主脚取り付け部の真上)にある小さなフェアリングは海軍型のお約束なので付けましたが、実は極初期には付いていなかったことが塗装が終わった頃に判明しました。もう取れないので知らなかったことにします。orz
 今回、V1Models さんからB/C/D型用の排気口パーツをオープン/クローズそれぞれ1セットずつ誕生日プレゼントでいただいたので、オープン形状のものを使わせていただきました。V1Modelsさんありがとうございました。ここだけ解像度が高いのもどうかと思ったので、コクピットには過去作品に使った恐らくバーリンデンのMB Mk.7射出座席をジャンクから発掘して乗せています。少しは釣り合いが取れたような気がします(汗)。吊しモノののAIM-9BとAIM-7Eはハセガワのウェポンセットからです。
 デカールは、マーキング部分はCtA (Cut then Add) デカールの「Phantoms Collection Pt.1」を使用、するつもりでしたが黒と赤が印刷ズレしていて特に一番目立つ背中の赤いイナヅマは使えそうになかったので、昔自作しておいた(まさかこの極初期のマーキングのデカールが出るとは思ってなかったのでw)デカールを使いました。他のマーキングと極初期の大きな射出座席警告マークなどはCtA、国籍マークはジャンクから拾った恐らくエアロマスター製、他の注意書き類はキット付属のものと、足りない部分はジャンクから寄せ集めて使用しています。
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