BAe(ホーカー・シドレー)ハリアーGR.3

エッシー1/72
イギリス空軍No.4Sqn.(第4飛行隊)所属
No.4Sqn.飛行隊長機 (D/XZ969,1990年10月)
エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍)

エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍) その1

エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍) その2

エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍) その3

エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍) その4

エッシー1/72 ハリアーGR.3(イギリス空軍) その5

★使用キット:エッシー1/72 9034 LASER HARRIER GR.3
★使用デカール:自作デカール 他

【2004年11月完成】
 作例は第4飛行隊の所属機で飛行隊長マルコルム G.F.ホワイト中佐乗機に指定されている機体です。もともとこの垂直尾翼のマーキングは、1987年に第4飛行隊創設75周年記念塗装として描かれたものですが、たまたまGR.3の運用末期にあたったことから数機にこのマーキングが残されることになったものです。第4飛行隊は1990年から後継機ハリアーGR.7への機種改編を開始しています。
 今回のハリアー量産は各キットメーカー入り乱れて製作しましたが、エッシーのキットはハリアー/シーハリアーを合わせて5機(最近出たイタレリ版を含む)作りました。ハセガワやフジミとほぼ同時期にリリースされたこのキットは、今でも1/72のベストキットと評する人もいるくらいのいい出来です。作例はキットをほぼストレートに作りましたが、コクピット内はかなり寂しく射出座席など似ても似つかない形状なためパブラモデル1/72のレジン製マーチンベイカーMk.9を使用、計器盤はハセガワのハリアーGR.3(イギリス空軍)のデカールをスキャンして複製した自作デカールを貼り付けてます。胴体背面のアンテナと垂直尾翼左側面の全温度センサーブロープはプラ板と伸ばしランナーで自作、背面と下面のACLはストロボタイプなので透明プラ板を三角形に切って置き換えました。
 機体塗装は後期の全面2色迷彩。塗料はクレオスのイギリス空軍用特色を使いました。垂直尾翼のマーキングは、黄色を先に塗ってから自作デカールを紙に印刷したモノを型紙にして黄色部分をマスキング、赤と黒を塗装後に改めて黄色部分に自作デカールを貼りました。その他識別コード「D」、機首側面の隊長機を表すペナント、パイロットネーム、シリアルナンバーは自作デカール、あとはハセガワ1/72ハリアーGR.3キット付属のものを使用しました。
 ぶら下げモノはGBU-10レーザー誘導爆弾と増槽。GBU-10はハセガワ1/72ウェポンセットを使用しました。イギリス空軍機にアメリカのLGBというのはちょっとミスマッチですが、フォークランド紛争中に撮影された写真にこのLGBを搭載した機体がありました。 inserted by FC2 system