【キットについて】
★使用キット:ハセガワ1/72 607 BAeハリアーGR Mk.3
★使用デカール:スカイモデルデカール 72-044 BAe-McDonnell HARRIER-AV8 他
【2004年11月完成】
作例は海軍で唯一使用されていたGR.3です。第899海軍飛行隊のマークが描かれていますが、海軍の技術訓練部門で教材として使われていました。
今回のハリアー量産は各キットメーカー入り乱れて製作しましたが、ハセガワのキットはハリアー/シーハリアーそれぞれ1機づつ作りました。エッシーやフジミとほぼ同時期にリリースされた秀作キットで、今でも店頭で確実に入手可能なGR.3の唯一の1/72キットになっています。作例はキットをほぼストレートに作りましたが、コクピットフロアと一体成型された射出座席はマーチンベイカーMk.9とかなり異なる形状なので、コクピットフロアを自作しパブラモデル1/72のレジン製シートを乗せました。シーハリアーと共通パーツになってしまっている胴体下面のエアブレーキは小型のものなので、余っていたエッシー1/72キット付属のものを流用しました。もちろん胴体の開口部はそのままです(笑)。胴体背面と下面のACLはストロボタイプなので透明プラ板を三角形に切って置き換えました。そのほか、垂直尾翼左側面の全温度センサーブロープをプラ板+伸ばしランナーで自作しています。
機体塗装はフォークランド後のシーハリアー標準塗装と同じ全面エクストラダークシーグレー1色。塗料はクレオスのイギリス海軍用特色を使いました。デカールは、部隊マーク、「ETS」の文字、シリアルナンバー、国籍マークはイタリアのスカイモデルデカールNo.72-044、その他はハセガワ1/72シーハリアーFRS.1キット付属のものを使用しました。ぶら下げモノは増槽のみです。
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