ボーイング(マクダネル・ダグラス)/BAe AV-8BハリアーII

ハセガワ1/72
アメリカ海兵隊VMA-223(第223海兵攻撃飛行隊)所属
(WP10/163188,1988年)
ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223)

ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223) その1

ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223) その2

ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223) その3

ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223) その4

ハセガワ1/72 AV-8BハリアーII(アメリカ海兵隊VMA-223) その5

★使用キット:ハセガワ1/72 D19 AV-8BハリアーII
★使用デカール:スーパースケールデカール 72-584 AV-8B Super Harrier IIs +キット付属他

【2003年5月完成】
 今回やったハリアーII×10機量産は、2機の複座型をニコイチした以外はすべてハセガワのキットを使用しました。組み上がると見事なハリアーIIが出来上がるのですが、2001年発売の最新キットの割には組みにくいキットでした。特に主翼周りはLERXとの合いも胴体との合いも悪いです。また合計で6個ある主翼下のパイロンは全て片側に押し出しピンの跡が出ているので消す必要があるとか、前後左右で4個あるノズルもいちいち接合線を消さなければならないとか、脚が4本あるので他の飛行機キットよりパーティングライン消しの手間が多いとか、スライド金型でΩ型を再現したウインドシールドとキャノピーもパーティングラインを消さなければならないとか、とにかくペーパー掛けと整形が多かったという印象でした。
 キットを組み立てるだけの工作で疲れてしまうので、インテーク内部をスムーズに繋がるよう工作するとか後部ノズルを開口するとかといった手の掛かるディテールアップは全て省略、最低限のものだけに留めました。具体的には以下の点です。
  1)ウインドシールド直前にある小穴を開口し機首上面のヨーインジケータを自作
  2)主翼付け根前縁のエアインレットを開口
  3)垂直尾翼両側面にある全温度センサーブロープのモールドを削り落として、右側面のスジボリは埋め左側面には自作したブロープを追加
  4)エアブレーキ両端のフェンスをプラ板で自作し追加
  5)エアブレーキ直後の胴体下面にあるチャフ/フレアディスペンサーを自作デカールで再現
 なおキャノピー破砕コードのデカールはニス部分が気になりそうだったので使ってません。
 機体塗装はアメリカ海兵隊ハリアーIIの初期標準迷彩ですが、もっとも初期のパターンである下面のライトエアクラフトグレイがなくなって全面迷彩になった頃のものです。塗装パターンは湾岸戦争時の迷彩と同じなので、ハセガワ1/72限定版の『00355 AV-8Bデザートハリアー』のインストをコピーして型紙にし、色はデカールのインストと自分で撮った写真を参考に決めました。デカールは、部隊マーキングはスーパースケールデカール、コーションデータは『AV-8Bデザートハリアー』付属のものを使用しました(量産の効用のひとつです(^o^))。垂直尾翼のBu.No.はオーバースケールですね(汗)。
 ぶら下げモノは主翼下中央パイロンにLAU-10ロケット弾ポッド、外側パイロンにAIM-9L。LAU-10はハセガワ1/72ウェポンセットのものを、AIM-9Lはキット付属のものを使用しました。 inserted by FC2 system