強襲揚陸艦ナッソー搭載
湾岸戦争参加機 (VL05/162083，1991年1月)
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★使用キット：ハセガワ1/72 00355 AV-8Bデザートハリアー ★使用デカール：スーパースケールデカール 72-584 AV-8B Super Harrier IIs ＋同72-625 AV-8B Harrier II ＋キット付属他 【2003年5月完成】 今回やったハリアーII×10機量産は、2機の複座型をニコイチした以外はすべてハセガワのキットを使用しました。組み上がると見事なハリアーIIが出来上がるのですが、2001年発売の最新キットの割には組みにくいキットでした。特に主翼周りはLERXとの合いも胴体との合いも悪いです。また合計で6個ある主翼下のパイロンは全て片側に押し出しピンの跡が出ているので消す必要があるとか、前後左右で4個あるノズルもいちいち接合線を消さなければならないとか、脚が4本あるので他の飛行機キットよりパーティングライン消しの手間が多いとか、スライド金型でΩ型を再現したウインドシールドとキャノピーもパーティングラインを消さなければならないとか、とにかくペーパー掛けと整形が多かったという印象でした。 キットを組み立てるだけの工作で疲れてしまうので、インテーク内部をスムーズに繋がるよう工作するとか後部ノズルを開口するとかといった手の掛かるディテールアップは全て省略、最低限のものだけに留めました。具体的には以下の点です。 1)ウインドシールド直前にある小穴を開口し機首上面のヨーインジケータを自作 2)主翼付け根前縁のエアインレットを開口 3)垂直尾翼両側面にある全温度センサーブロープのモールドを削り落として、右側面のスジボリは埋め左側面には自作したブロープを追加 4)エアブレーキ両端のフェンスをプラ板で自作し追加 5)エアブレーキ直後の胴体下面にあるチャフ/フレアディスペンサーを自作デカールで再現 なおキャノピー破砕コードのデカールはニス部分が気になりそうだったので使ってません。 機体塗装はアメリカ海兵隊ハリアーIIの湾岸戦争時の臨時迷彩です。パターンは初期標準迷彩とほぼ同じですが配色が違っています。製作した部隊はキット指定の部隊とは違っていますが、キット指定のうちVMA-311所属機の配色がほぼ同じだったのでそれを参考にしています。なおインテーク内の塗り分けは、インストに指示がなかったので写真を見てマスキングしました。デカールはスーパースケールデカール72-584，72-625及びキット付属のものを切り貼りして使用しました。垂直尾翼のBu.No.はオーバースケールですが、それ以前にテールレターが小さいとか部隊名の書体が違うとかはここだけの秘密です(汗)。 ぶら下げモノは主翼下内側と中央パイロンにMk.20ロックアイ・クラスター爆弾、外側パイロンにAIM-9L。Mk.20はハセガワ1/72ウェポンセットのものを、AIM-9Lはキット付属のものを使用しました。 |