ホーカー・ハンターFGA.9

ドイツレベル1/72
王立ローデシア空軍No.1Sqn.所属 (RRAF121、1965年)
ドイツレベル1/72 ハンターFGA.9

ドイツレベル1/72 ハンターFGA.9 その1

ドイツレベル1/72 ハンターFGA.9 その2

ドイツレベル1/72 ハンターFGA.9 その3

ドイツレベル1/72 ハンターFGA.9 その4

★使用キット:ドイツレベル 04186 Hawker HUNTER FGA.9/Mk.58
★使用デカール:エクストラデカール X72063 International Hawker Hunters

【2010年11月19日完成】
 アフリカにあったイギリス領南ローデシアは、この後ローデシア共和国(1965年)〜ジンバブエ・ローデシア(1979年)を経て1980年以降はジンバブエ共和国になっています。王立ローデシア空軍(RRAF)は、南ローデシアがイギリスの植民地になった後の1935年に設立された航空分隊を母体として、1954年に設立されました。1965年にローデシアはイギリスからの独立を果たしますが、空軍の名称から「王立」(=Royal)が外れるのは共和制に移行した後の1970年からです。ハンターFGA.9(正確にはイギリス空軍のF.6をFGA.9仕様に改造した機体)はバンパイアに代わって1962年に配備されました。その後機体は国が代わってもそれぞれの空軍で使われ続けましたが、現在はホークMk.60がその後継機となっています。
 今回のハンター量産は、ドイツレベルのF.6とFGA.9/Mk.58の2種類のキットを基本にしてマッチボックスのキットを織り交ぜ、さらにパブラモデルやPJプロダクション、クイックブーストの改造パーツを練り込むというカオスな内容(笑)。そのせいか製作期間は延べ9ヶ月の長きに渡りました。ドイツレベルのキットは2003年ごろに発売された1/72スケールの決定版で、これでエアフィックスはもはや用無し、マッチボックスは複座型が作れるだけが取り柄となってしまいました。
 作例はFGA.9/Mk.58のキットをストレート組みしました。なお、射出座席はキットのパーツもなかなかの出来ではありましたが、ここは慣例に従って(笑)パブラモデルのマーチンベイカーMk.3に載せ替えました(フェイスカーテンハンドルはキットのパーツを使用)。外側パイロンのロケット弾ポッドもキットのパーツです。塗装はデカールの指定通りで、イギリス空軍機と同様上面はダークグリーンBS381C-241/ダークシーグレイBS381C-638の迷彩、下面はハイスピードシルバーというものです。上面色はクレオスの特色(#330/331)、下面色はガイアノーツのスターブライトシルバー(#121)にクレオスのミディアムシーグレー(#335)を混ぜました。デカールはエクストラデカールを使用し、最後にツヤ消しクリヤーを吹いています。

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