★使用キット:ハセガワ1/72 00076 ジャギュアGR Mk.1“スペシャルマーク” +Lonestar製フラップダウン主翼 ★使用デカール:エクストラデカール X042-72 MI 24 Hind D 4011 Czech AF 1994 & Jaguar Gr 1 XX116 16(R) Sq 1994 Display Aircraft+キット付属 【2005年5月完成】 作例は1994年に登場したイギリス空軍第16(予備役)飛行隊の1994年ディスプレイ機です。ハセガワのインストに書かれている「部隊創設75周年記念塗装機」という解説は間違いです。なおNo.16(R)Sqn.は2005年3月11日に解散しました。 今回のジャギュア量産は5機作ったのですが、全てハセガワのキットをベースに「Lonestar」のZAWAさんが製作したレジン製フラップダウン主翼を組み合わせ、さらにイタレリ1/72キットの出来のいい細部パーツを流用するというかつてない殿様モデリングになりました。 ジャギュアAとGR.1との違いは、外見でわかるものとして(1)機首先端のレーザー測距装置(A:外付け(80号機以降)、GR.1:内蔵)、(2)機首下面のドップラーレーダー(Aのみ)、(3)射出座席(A:マーチンベイカーMk.4、GR.1:マーチンベイカーMk.9)、(4)30mm機関砲の違いによる砲口形状及び胴体下面形状(A:DEFA553、GR.1:アデンMk.4)(5)レーダー警報装置の違いによる垂直尾翼形状(A:CFTH、GR.1:ARI18223→スカイ・ガーディアン200)などが挙げられます。また主翼と胴体下面に装着するパイロンの形状も英仏で異なっていますが、キットのパイロンはイギリス空軍型です。ハセガワのキットは英仏で違いが目立つ部分はパーツが差し替えられていますが、それ以外の部分は英仏の特徴が混在している箇所があるので、こだわる場合は修正が必要になります。 射出座席はパブラモデルのレジン製MB Mk.9を使用。機首先端のレーザー測距装置の窓は透明プラ板で置き換えましたが、裏側に瞬間接着剤が回ってしまって白濁してしまいました(涙)。機首下面にはフランス空軍のA型にしかないドップラーレーダーがモールドされているので削り落とします。エアブレーキ、垂直尾翼両側面のVORアンテナブレードはイタレリから流用、機首上面の2本の小ピトー管はイタレリから流用しようとしたらパーツを失くしたので自作しますた。他にも細かいところでは機首側面の全温度センサーブロープと機体各部に4枚ある台形のブレードアンテナ、胴体上下のストロボタイプのACLを自作しています。胴体下面の機関砲収納部のフェアリングは、ZAWAさんが下さったテンプレートを貼り付けてその上にエンボスペイントを盛りつけて再現しました。 機体塗装は全身まっ黒け。デカールは、キット付属のものは黄色が透けそうだったのとコーションデータ類がまったく違っていたので、エクストラデカールNo.X042-72を使用しました。あと、主翼下面のシリアルナンバーが書かれているかどうか確認できなかったのですが、いちおう書かれているものとして黄色で自作したシリアルナンバーを貼りました。書かれていないと確認できたら速攻で剥がします(笑)。ぶら下げモノは主翼のパイロンのみです。 なおブログに上げたリアルタイム製作記はこちら。 |