SEPECAT ジャギュアGR.3

ハセガワ+Lonestar1/72
イギリス空軍No.54Sqn.(第54飛行隊)所属
コルティシャル空軍基地開設60周年記念塗装機 (XZ364,2000年7月)
ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3

ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3 その1

ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3 その2

ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3 その3

ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3 その4

ハセガワ+Lonestar1/72 ジャギュアGR.3 その5

★使用キット:ハセガワ1/72 DT2 ジャギュアGR Mk.1/A+Lonestar製フラップダウン主翼
★使用デカール:エクストラデカール X050-72 RAF 2000 UPDATE (JAGUAR, TORNADO, HAWK & BULLDOG)+キット付属

【2005年5月完成】
 今回のジャギュア量産は5機作ったのですが、全てハセガワのキットをベースに「Lonestar」のZAWAさんが製作したレジン製フラップダウン主翼を組み合わせ、さらにイタレリ1/72キットの出来のいい細部パーツを流用するというかつてない殿様モデリングになりました。
 ジャギュアAとGR.1との違いは、外見でわかるものとして(1)機首先端のレーザー測距装置(A:外付け(80号機以降)、GR.1:内蔵)、(2)機首下面のドップラーレーダー(Aのみ)、(3)射出座席(A:マーチンベイカーMk.4、GR.1:マーチンベイカーMk.9)、(4)30mm機関砲の違いによる砲口形状及び胴体下面形状(A:DEFA553、GR.1:アデンMk.4)(5)レーダー警報装置の違いによる垂直尾翼形状(A:CFTH、GR.1:ARI18223→スカイ・ガーディアン200)などが挙げられます。また主翼と胴体下面に装着するパイロンの形状も英仏で異なっていますが、キットのパイロンはイギリス空軍型です。ハセガワのキットは英仏で違いが目立つ部分はパーツが差し替えられていますが、それ以外の部分は英仏の特徴が混在している箇所があるので、こだわる場合は修正が必要になります。
 射出座席はパブラモデルのレジン製MB Mk.9を使用。機首先端のレーザー測距装置の窓は透明プラ板で置き換えましたが、裏側に瞬間接着剤が回ってしまって白濁してしまいました(涙)。機首下面にはフランス空軍のA型にしかないドップラーレーダーがモールドされているので削り落とします。機首上面の2本の小ピトー管、エアブレーキ、後部胴体下面のチャフ/フレアディスペンサーのフェアリング、垂直尾翼両側面のVORアンテナブレードはイタレリから流用。また、GR.3のドラグシュートドア後端は切り落とされたような形状になっているので、キットのパーツをバッサリ切り落としました。その他細かいところでは機首側面の全温度センサーブロープと機体各部に4枚ある台形のブレードアンテナ、胴体上面のVHFアンテナブレード、それに胴体上下のストロボタイプのACLは自作しています。胴体下面の機関砲収納部のフェアリングは、ZAWAさんが下さったテンプレートを貼り付けてその上にエンボスペイントを盛りつけて再現しました。
 機体塗装は現行の迷彩塗装です。2色のグレイはハセガワ1/72ハリアーGR.7のインストを参考に調色し、デカールのインストと写真を見て塗り分けました。デカールは、記念塗装部分や国籍マークなど肝心な部分はエクストラデカールNo.X050-72を使用、コーションデータは寄せ集めてでっち上げました。胴体や主翼上面などのコーションデータがありませんが、この迷彩機のいろいろな写真を見てもほとんど見えない(もしくは書かれてないのか)ので自作などはしていません。あと、主翼下面のシリアルナンバーが書かれているかどうか確認できなかったのですが、いちおう書かれているものとして黒で自作したシリアルナンバーを貼りました。書かれていないと確認できたら速攻で剥がします(笑)。
 ぶら下げモノはAIM-9L、GBU-16ペイブウェイII、AN/AAQ-101 ECMポッド、PHIMATチャフディスペンサーポッドと記念塗装に似つかわしくない重装備。主翼上面のAIM-9Lはハセガワ1/72のAV-8Bのキットから流用、主翼下のPHIMATとAN/AAQ-101はドイツレベル1/72ジャギュアGR Mk.1(中身はイタレリ、ポッドに貼るコーションデータもデカールになっています)から流用、GBU-16はハセガワのウェポンセットのものを使用しています。
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