マクダネルRF-101Cヴードゥー

ハセガワ1/72
アメリカ空軍67th TRW/45th TRS
(第67戦術偵察航空団第45戦術偵察飛行隊)所属
67th TRW司令官機(56-0066,1967年)
ハセガワ1/72 RF-101Cヴードゥー

ハセガワ1/72 RF-101Cヴードゥー その1

ハセガワ1/72 RF-101Cヴードゥー その2

ハセガワ1/72 RF-101Cヴードゥー その3

ハセガワ1/72 RF-101Cヴードゥー その4

★使用キット:ハセガワ1/72 00252 RF-101Cブードゥー“ポルカドッツ”
★使用デカール:キット付属

【2009年11月7日完成】
 今回のF-101量産は、ハセガワの古のRF-101C(なにしろ最初は40年くらい前に発売されたキットですから)と出来がいいといわれるレベルのF-101Bを同時に作ったので、ハセガワのキットを如何にレベルのレベル(笑)に近づけるかが課題となりました。とりあえずパネルラインの凸凹変換は必須でしたが、それ以外はおおむねストレート組みです。
 機体各部に増設されたECMアンテナ(近年の金型改修で追加されたもの)は、作例のマーキングとは時期が合わないのですべて切り飛ばしました。機首のカメラ窓は金型改修で正しい配置になりましたが、下面のカメラ窓は一回り大きいのでマスキングで調整。主翼には前縁フラップのモールドがありますが、実機には存在しないのでスジを埋めて彫り直し。左右で形状が微妙に異なるエアインテーク(もちろん実機は左右対称)は、尖っている右側の端を少し削りこんで左側の形状に近づけています。形状も位置も違っているエアブレーキは閉じた状態で接着してパテで埋めてしまい、レベルのキットを参考に改めてスジボリを彫り直しました。C型の特徴であり、A型との外見上の唯一の識別点でもある垂直尾翼前縁上部の小さなエアスクープは、キットのモールドを切り飛ばして真鍮パイプで自作。また、射出座席はパヴラモデルのレジン製シートを使用、増槽は形状がいいレベルのキットのものを流用しています。
 機体塗装は無塗装銀なので、クレオス#104をベースにいろいろ使ってパネルごとの差を出しています(フィクション込み(笑))。胴体背面部にはハセガワの“曲面追従シートシリーズ”「TF-1 ミラーフィニッシュ」を使ってみましたが、見事に自爆(笑)。わざとらしすぎてお話になりません。機首側面のパネルの一部と主翼上面の中央には「TF-2 ジュラルミンフィニッシュ」を貼り付けました。
 マーキングは国籍マークにロケッティアデカールを使ったほかはキット付属デカールのみ。同時に作った他の4機がデカール貼りに苦労したのに引き替え、これだけはラクできました(笑)。ただし機首の水玉帯を貼るときに割れたので、念のためマイクロスケールのリキッドデカールフィルムで保護しています。
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