BAeシーハリアーFA.2

エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ
イギリス海軍801NAS(第801海軍飛行隊)所属
空母イラストリアス搭載 (004/ZH799,1997年6月)
エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ シーハリアーFA.2

エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ シーハリアーFA.2 その1

エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ シーハリアーFA.2 その2

エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ シーハリアーFA.2 その3

エッシー1/72シーハリアーFRS.1+モデルアリアンス改造パーツ シーハリアーFA.2 その4

★使用キット:エッシー1/72 9030 TASK FORCE SEA HARRIER
        +モデルアリアンス1/72 CS-26 BAe Sea Harrier FA2 Conversion Set
★使用デカール:モデルアリアンス MA72107 BAe Sea Harrier FRS.2/FA.2 Part1 他

【2004年11月完成】
 作例は空母イラストリアスに搭載された第801海軍飛行隊の所属機で、1997年に行われた極東クルーズ『オーシャンウェーブ'97』中の6月4日、イラストリアスが東京・晴海埠頭に寄港し一般公開された時に飛行甲板上に係留されていた機体です。この時はワタシも有給休暇を取って見に行きました(笑)。なおこの機体はそれに先立つ1997年5月29日、洋上で訓練飛行中にエンジントラブルを起こして岩国基地に緊急着陸し、記念すべき日本初着陸のシーハリアーとなりました。
 今回のハリアー量産は各キットメーカー入り乱れて製作しましたが、エッシーのキットはハリアー/シーハリアーを合わせて5機(最近出たイタレリ版を含む)作りました。ハセガワやフジミとほぼ同時期にリリースされたこのキットは、今でも1/72のベストキットと評する人もいるくらいのいい出来です。一方モデルアリアンスの改造パーツは、今にして思えば昔出ていたメイントラックスの改造パーツをコピーしたような気がします。それくらいキットとの合いが悪く、後部胴体の延長部は二周りも大きいのでゴリゴリ削り、機首レドームは小さすぎる上に全く似てないので、改造パーツを芯にポリパテを盛りつけてます。そのほか、垂直尾翼のピトー管は真鍮パイプで、垂直尾翼左側面の全温度センサーブロープはプラ板+伸ばしランナーで自作しました。
 元にしたエッシーのキットのコクピット内はかなり寂しく、射出座席(マーチンベイカーMk.10)などは似ても似つかない形状なためエアロクラブ1/72のホワイトメタル製を使用。計器盤はハセガワのシーハリアーのデカールをスキャンして複製した自作デカールを貼り付けてます。キャノピーは余っていたハセガワ1/72シーハリアー用を使用(キットのキャノピーはイタレリのFRS.51に流用)、もちろんウインドシールドと合わないので開状態です。
 機体塗装はイギリス海軍独自のグレイ迷彩。モデルアリアンスのインストを元にクレオスの特色を見繕って塗装しました。デカールはコーションデータ類がほとんどなかったので目立つモノだけ自作しました。ラダーの白黒チェッカー模様はオーバースケールで使えなかったのでスカイモデルデカールNo.72-044に入っていたものを流用しています。
 ぶら下げモノはFA.2になって運用可能になったAIM-120Aを4発+増槽。そのAIM-120Aはハセガワ1/72ウェポンセットを使用し、胴体下の専用パイロンは自作、主翼下のランチャーはハセガワ1/72 F-2の主翼外側パイロンにくっついてるランチャーが形が似ていたので切り取ってくっつけました。後に全く同じもの(Common Rail Launcher)だと知ってビックリw inserted by FC2 system