自衛隊航空略年表(2005年〜2009年)

〜2004年2005年 2006年2007年2008年2009年2010年〜


《2005年(平成17年)》

1月14日【空】第12飛行教育団(防府北)のT-3が最終飛行、第12飛行教育団はT-7への機種改変を完了
2月15日【海】海上自衛隊向けEH101(MCH-101)の1号機が、イギリス、サマーセット州ヨービルのアグスタ・ウェストランド工場で初飛行
22日【海】US-1A生産最終号機(9090)受領
3月7日【海】SH-60J生産最終号機(8303)受領
31日【空】警戒航空隊が組織改編、第601飛行隊が整理されE-2Cを装備する第1飛行班(三沢)が飛行警戒監視隊に、E-767を装備する第2飛行班(浜松)が飛行警戒管制隊となり、それに伴い飛行警戒管制隊は3月24日に独自の部隊マークを制定(従来の第601飛行隊の部隊マークは引き続き飛行警戒監視隊が使用)
【海】SH-60Kに部隊使用承認
4月7日【空】第11飛行教育団(静浜)がT-7への機種改変を開始、配備初号機(46-5914)が静浜基地に到着
7月25日【海】海上自衛隊向けEH101(MCH-101)の1号機が川崎重工岐阜工場に到着
8月10日【海】SH-60K量産1号機(8403)受領、第51航空隊(航空集団直轄・厚木)に配備
10月この月【海】SH-60K量産3号機(8405)、第121航空隊(第21航空群・館山)に配備
12月18日【陸】陸上自衛隊向けAH-64Dの1号機が富士重工宇都宮製作所に到着

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《2006年(平成18年)》

1月この月【海】MCH-101の1号機(8651)が川崎重工岐阜工場にて日本に於ける初飛行を実施
25日【陸】AH-64Dの1号機(74501)が富士重工宇都宮製作所にて日本に於ける初飛行を実施
3月2日 【空】飛行開発実験団(岐阜)のT-1B(05-5810)とT-2特別仕様機(59-5107)、第6飛行隊(築城)のT-2後期型(89-5195/89-5196)が最終飛行、T-2はこれで全機退役
【陸】陸上自衛隊向けEC255LPの1号機がAn-124に積まれて仙台空港に到着、翌3日に通関手続きを受けそのまま仙台空港内のジャムコの格納庫に収納される
3日【空】第5術科学校(小牧)に残ったT-1B×4機(25-5853/35-5860/35-5863/35-5866)が最終飛行、T-1はこれで全機退役
【海】MCH-101の1号機(8651)受領、第51航空隊(航空集団直轄・厚木)に配備
9日【空】第6飛行隊(築城)に残ったF-1×7機が最終飛行、F-1はこれで全機退役
【空】浜松基地にてT-1退役記念式典が行われる
15日【陸】AH-64Dの1号機(74501)受領、飛行実験隊(明野)に配備
18日【空】築城基地にてF-1退役記念式典が行われる。同時に第6飛行隊はF-2A/Bに機種改編を完了
27日【陸】第1ヘリコプター団本部管理中隊飛行班(木更津)を連絡偵察飛行隊に改編、連絡偵察機の本州における集中運用を開始。これに伴い東北・東部・中部の各方面飛行隊本部付隊に所属していたLR-1/-2は全機が連絡偵察飛行隊に配置換え。
【陸】第2混成団(善通寺)を第14旅団に改編。2009年度末にはヘリコプターを配備する飛行隊も新設予定。
9月21日【海】引き渡し後も防衛庁技術研究本部のもとで試験を行ってきたUS-1A改が正式に海上自衛隊に移管、名称がXUS-2となる
25日【陸】霞の目駐屯地にてEC225LP 1号機(01021)の納入記念式典が行われる
10月11日【陸】EC225LPの1号機(01021)が木更津駐屯地にフェリーされる
12月4日【空】F-15J近代化試改修2号機(形態2型機)(32-8942)が初飛行
21日【空】KC-767の1号機がアメリカ・カンザス州ウィチタのボーイング社工場にて初飛行

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《2007年(平成19年)》

2月22日【空】第11飛行教育団(静浜)に残った3機のT-3が最終飛行、第11飛行教育団はT-7への機種改変を完了。3機のうち2機は飛行開発実験団(岐阜)に移管
3月15日【陸】AH-64DとEC225LPに部隊使用承認
16日【海】US-2に部隊使用承認、第71航空隊(第31航空群・岩国)に配備
30日【海】MCH-101に部隊使用承認
4月23日【空】飛行開発実験団(岐阜)に残った3機のT-3が最終飛行、T-3はこれで全機退役
7月4日【海】【空】次期固定翼哨戒機(P-X)と次期輸送機(C-X)の1号機(5501/88-1201)が川崎重工業岐阜工場にてロールアウト
18日【海】第122航空隊(第22航空群、大村)にSH-60K配備
8月31日【陸】防衛省は2008年度予算概算要求の中で、AH-64Dの調達を13機で終了すると発表
9月上旬【海】CH-101の1号機(8191)が川崎重工岐阜工場にて初飛行
12日【空】F-15J近代化改修量産初号機受領、第6航空団(小松)に配備
28日【海】次期固定翼哨戒機(XP-1)1号機(5501)が初飛行
29日【海】CH-101の1号機(8191)受領、10月2日に岩国航空基地にフェリーされる。

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《2008年(平成20年)》

2月20日【空】KC-767の1号機(87-3601)が岐阜基地に到着、29日に小牧基地にフェリーされる。
3月26日【陸】第1ヘリコプター団(木更津)組織改編。
●第1/第2ヘリコプター隊を廃止し第1輸送ヘリコプター群(CH-47J/JA)を新編、第103飛行隊(元・第1ヘリ団第1飛行隊)、第104飛行隊(元・第1ヘリ団第2飛行隊)、第105飛行隊(元・第2ヘリ団第1飛行隊)、第106飛行隊(元・第2ヘリ団第2飛行隊)を隷下に置く。
●第102飛行隊(UH-60JA、OH-6D)を新編
●特別輸送飛行隊(EC225LP)を特別輸送ヘリコプター隊に改編。
【海】航空集団組織改編。
●固定翼機部隊(P-3C)
 4個航空群隷下の8個航空隊を解散、改めて第1航空群(鹿屋)に第1航空隊、第2航空群(八戸)に第2航空隊、第4航空群(厚木)に第3航空隊、第5航空群(那覇)に第5航空隊を編成。
●回転翼機部隊(SH-60J/K)
 2個航空群隷下の5個航空隊と各地方隊隷下の3個航空隊を解散。改めて第21航空群(館山)に第21航空隊(館山、元・第121空+第123空+第101空)、第23航空隊(舞鶴、元・第123空舞鶴航空分遣隊)、第25航空隊(大湊、元・大湊空)を、第22航空群(大村)に第22航空隊(大村、元・第122空+第124空+大村空)、第24航空隊(小松島、元・小松島空)を編成。
●回転翼機部隊(UH-60J)
 各航空基地隊隷下の7個救難飛行隊を解散して統合、改めて第21航空群(館山)に第73航空隊と第73飛行隊(館山)、大湊、硫黄島の各航空分遣隊を、第22航空群(大村)に第72航空隊と第72飛行隊(大村)、徳島、鹿屋の各航空分遣隊を編成。
4月1日【空】第8飛行隊(三沢)にF-2飛行班を新編、2機が配備される。
8月29日【海】XP-1 1号機(5501)が防衛省に引き渡される。
9月13日【空】T-7最終号機(86-5949)完納式。T-7の調達はこれで終了。
30日【海】第71航空隊(第31航空群・岩国)に配備されているUS-2の運用試験が終了。翌10月1日から実任務に就役
10月15日【海】第21航空隊(第21航空群・館山)に残った最後のS-61A-1(8185)が最終飛行、これで海上自衛隊のHSS-2/S-61系の機体は全機退役
22日【空】浜松救難隊に残った最後のMU-2A(63-3228)が最終飛行、これで航空自衛隊のMU-2は全機退役

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《2009年(平成21年)》

1月6日【空】空中給油ブロープ付きUH-60Jの1号機(98-4588)が初飛行
19日【空】第204飛行隊が第7航空団(百里)から第83航空隊(那覇)に異動
14日【海】OH-6Dの後継となるTH-X(次期回転翼練習機)について、ユーロコプターTH-135(EC135T2+)の採用を決定、最初の2機を発注
3月6日【空】第8飛行隊(第3航空団・三沢)がF-4での訓練を終了
12日【空】第302飛行隊が第83航空隊(那覇)から第7航空団(百里)に異動
26日【空】第1輸送航空隊(小牧)隷下に空中給油機を運用する第404飛行隊を新編、KC-767を配備
6月この頃【海】しらせ飛行科、岩国航空基地においてCH-101を装備して再編。ただし親部隊は未だ不明(~。~;)
11月この月【空】第401飛行隊(第1輸送航空隊・小牧)のC-130H(85-1080)の主翼下に空中給油ポッドが装着されているのを確認
3日【空】浜松救難隊に残った最後のKV-107IIA-5(74-4844)が入間基地航空祭にて最終飛行、これで自衛隊のKV-107IIは全機退役
12月2日【海】TH-135の1号機(8801)受領、第51航空隊(航空集団直轄・厚木)に配備

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