セスナL-19A/E-1/E-2バードドッグ『そよかぜ』

《シリアルナンバー》

L-19A
H1001/1010保安隊時代
11001/11010(元H1001/1010),11011/11107陸自時代
L-19E-111201/11214
L-19E-211361/11368

《実機について》

 戦後の軽飛行機の一大ベストセラーとなったセスナ170をベースに、機体構造とエンジンを強化しキャビンを改造してタンデム複座にした機体で、1950年にアメリカ陸軍にL-19A(後にO-1A)として採用され、さらにアメリカ海兵隊にもOE-1(後にO-1B)として採用されました。L-19E(後にO-1E(アメリカ陸軍)、O-1F(アメリカ空軍))は細部改良型で、フラップが電動となり構造が強化されて搭載量が若干増加しています。なお、L-19は1962年9月のアメリカ3軍呼称統一によりO-1となりましたが、陸上自衛隊では導入時の呼称だったL-19をそのまま用いていました。

《自衛隊での使用状況》

 1954年6月から1955年3月31日までに、保安隊(1954年7月1日より陸上自衛隊)航空部隊に107機のL-19Aが供与されました。その後1957年と1958年には富士重工でライセンス生産されたL-19E-1が14機、1959年には複操縦装置を付けたL-19E-2が8機導入されましたが、1986年までに全機退役しました。自衛隊での愛称は『そよかぜ』です。

《性能諸元》

L-19E
全幅10.97m
全長7.62m
全高2.29m
主翼面積16.16u
運用重量830kg
最大離陸重量982kg
発動機コンチネンタルO-470-11
空冷水平対向6気筒×1
出力213hp/2,600rpm
プロペラマッコーレ1B200HM-90
直径2.29m/2枚羽根
燃料容量42gal
最大速度254km/h
巡航速度144km/h
実用上昇限度20,000ft
海面上昇率1,150ft/min
飛行航続距離474km
乗員2名

《配備部隊》

保安隊時代
部隊名
保安隊航空学校

陸上自衛隊時代
部隊名備考
航空学校明野本校及び各分校
各飛行隊
各方面飛行隊現・各方面航空隊本部付隊
具体的な配備先は資料不足のため詳細不明です。

《キット》

1/32 ローデンL-19/O-1
2016年11月発売。
1/48 モデルUSAL-19/O-1
最初に出た時のデカールには陸上自衛隊デカールは入っていませんでしたが、2004年に再販になった際にデカールがスケールマスター製になり陸上自衛隊デカールも入りました。
ハセガワL-19A
【限定版】モデルUSAの箱・デカール替え
1/72 エアフィックスO-1E/F
大昔のキットなので、各翼の動翼部分のリブの出っ張りがスジボリになってしまっているなど、出来は良くないです。2008年に再販されました。
1/144 ミニウィングL-19A2017年3月発売のチェコ製インジェクションキットで陸自デカール入り。ミニウィングはレジン製の1/144キットを数多く発売してきましたが、本キットはこのメーカー初のインジェクションキットとなります。
FEレジンO-1チェコ製のレジンキット。入手は困難ですがミニウイングのキットが入手できるなら無理に探すこともないような。
1/700 ホワイトエンサインモデルO-1レジン製でモールドも何もありません。

《デカール》

1/48 モデルUSAキット付属 L-19A第1飛行隊
ハセガワキット付属
【限定版】
L-19A第1飛行隊
L-19E-2第10飛行隊
I(3つ),V,X,S,Uのアルファベットと数字が入っていて、組み合わせることでほとんどの飛行隊を作れるようになっています。
フライングパパスKA48M095XL-19A北部方面飛行隊
デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ている場合がありますので、その点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。
1/72 フライングパパスKA72M095X
L-19A北部方面飛行隊
デカール自体はMDプリンターで印刷されたもので、赤や黄色あるいはグレーなどの中間色に網目が出ている場合がありますので、その点を承知した上で使いませう。ホビーセンターえんどうでのみ入手できます(通販可)。
1/144 ミニウィングキット付属L-19A第1飛行隊

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