ちぬ行方不明事件(-_-)(1999年9月26日)

 ウチのマンションは庇が各戸で独立しており、外に出したねこが隣家やマンション外にまで足を伸ばしてしまうことがないため、みぬちぬをいつもベランダから庇にまで出してやっている(ちなみにウチは2階)。ところが今月から我がマンションの大規模修繕工事が始まり、先週からマンションを囲って工事用の足場が組まれ始めた。当然ウチの部屋のベランダや庇の前にも足場は組まれている。つまり外に出たねこたちにとってはマンションを一周できてしまう環境が突然やってきたのである。

 ウチのマンションは本来ペット禁止で、ウチに限らずペットを飼っている家は黙認という形になっているため、ねこたちが外を自由に出歩いてしまうのはいささか都合が悪い。ましてや帰ってこられないくらい遠くに行ってしまう危険もあるわけで、迂闊に外に出せない状況になってしまった。

 しかし「飼い主の心ねこ知らず」ということわざの通り(そんなことわざ聞いたことないって?(^_^;))、ねこたちは外に出たがり、そしてついに25日の夜10時ごろ、ちぬが寝室の網戸を自分で開けて出ていってしまったのである!

 それに気づいた私は足場を伝って探してみたものの、足場は隣家の前にも続いているわけでおのずと捜索範囲が限られてしまう。ヘタをすると『夜中に足場を伝って隣家を覗こうとしているアブナイ人』と誤解される(笑)恐れもあるため、結局待つことしかできない。普段なら外に出していても自分から中に入ってきている夜11時頃を過ぎてもまだ帰ってこない。『なんだってまた、よりによってWINGS'99(アメリカ海軍厚木基地オープンハウス)に行く前夜にこんなことしてくれやがったんだ、今夜帰ってこなかったら明日はWINGSどころぢゃないなぁ』とは思ったものの、なにしろ「飼い主の心ねこ知らず」(笑)なのでどうしようもない。1時過ぎまで待っても帰ってこないため、とりあえず今夜は寝ようということになる。

 カミさんの『ちぬの声がする!』という声にガバっと飛び起きたのは午前3時前。確かに窓の外から“ひゃんひゃん”というちぬの鳴き声。あわてて懐中電灯をひっ掴んで外へ飛び出し、1階に降りて辺りを探すも見つからない。虫の声が大きくて肝心のちぬの声もよく聞こえない状況で、2階の窓から周囲をうかがっているカミさんに「どのへんで聞こえる?」と聞くと「あっちのほうかなぁ」と指さす方向を見るといた!3階の足場にちょろちょろと動く猫影!(んな言葉あるかい(^_^;))

 なんてトコにいやがる、と思いながらも足場を3階までよじ登り後を追いかけると、ちぬは足場を伝って3階の廊下に出てしまった。カミさんと二人で3階の廊下に上がり、反対側の足場でひゃんひゃん鳴いているちぬを発見、すみっこに追いつめてようやく保護することができた。その瞬間、私が内心『これで厚木に行ける』と安堵のため息をもらしたことは言うまでもない。(^_^;)

 家に連れて帰った直後は、極度の興奮状態のためか口でハァハァ息をついていたちぬであったが、一夜明けたら『夕べのあの騒ぎは夢だったのか?』と思えるほどいつもと全く変わらない様子。なんだかアタマにくるというか拍子抜けするというか、まぁいずれにせよ無事に帰ってきてくれたのでよしとするしかないか。今後工事は12月末まで続くわけだが、終わるまではねこたちにはかわいそうだが外には出さない方が無難だろう。


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