さようなら向ヶ丘遊園(2002年3月10日)

 我が家の最寄りであり、またワタシが幼い頃から何度となく遊びに行った小田急向ヶ丘遊園が今月いっぱいで閉園する。ということで、最後の思い出にと新聞屋からもらったタダ券(爆)を手に2月24日に行ってきた。ちなみにチコちゃんはお留守番である(笑)。

ここが最初の難関(笑) 開園時間から少し遅い午前9時半頃に到着すると、すでに第1駐車場は満車で、少し手前の第3駐車場に回された。閉園間近ということで朝も早よから混んでいるのであらうか。入り口を入ってすぐの大階段は花時計などあって一度は登ってみたいもの。でもワタシは過去何度となく登っているし、今回はカミさんも一緒なのであっさりと右隣に設置されているエスカレーターで登る。ここにはかつて、昔のスキー場によくあった一人乗りのゴンドラリフトが設置されていたのだが、それには一度くらい乗ったかどうか。登り切ると案に相違して人はまばら(爆)。アトラクションに乗るのは後にしてまずは「ばら苑」方面へと歩いてみた。

誰や、このオッサン(爆) 途中の小高い丘の上に開けた場所があり、そこに銅像が立っていた。誰かと思って見ると『利光鶴松翁之像』とある。誰やこのオッサン、と思ったらどうやら小田急の創始者らしい。振り返れば『鉄道資料館』と書かれた建物も。向ヶ丘遊園の敷地内にこんな施設があったとは、今の今まで知らなかった。さっそく入ってみると、小田急創設時からの記念切符(中には「陸軍士官学校移転記念切符」なんてのも。帝國陸軍士官学校の所在地は現在の米陸軍キャンプ座間の場所にあたり、駅名に残る『相武台』とはこの場所を指して昭和12年(1937年)12月に昭和天皇が命名したもの)や時刻表、観光絵図、中吊りポスターなどレトロなモノがいっぱいでなかなか楽しめた。

風流、風流! 再び歩き出してたどり着いた「ばら苑」は、季節が合わなくて土色であった(当たり前や(^◇^;))。向ヶ丘遊園が閉園になってもここだけは川崎市が買い上げて管理していくらしい。市民からの要望が強かったらしいが、少なくともワタシは要望していない(笑)。まぁどちらでもいいことである。この季節、この園内で唯一楽しめる花は梅なので、案内図で梅園と書かれた場所に向かう。着いてみると確かに梅の木が多いが、地上には使わなくなった遊具なのか、青いシートに覆われた物体がいくつも置かれていて、奥の方には廃屋になった建物もあって興ざめ。もうすぐ閉園という現実を見せつけられた的。

懐かしさ漂うアトラクション まだ時間は11時にもなっていないが、そろそろということでアトラクション(というより“遊具”というほうがピッタリか(笑))に乗ることにする。最後なので乗物フリーパスを買ったら、お姉さんが手首に巻いてくれた。いちいちポケットから出さなくてもいいのはアイデアもんだが、雨の日や真夏はちょっとイヤかも。(^_^;A
 ということで、この遊園地最強の絶叫マシンであるスーパーローラーコースター『DIOS』やラストで水に突っ込むお馴染みの『アドベンチャーコースター』、オーソドックスな「コーヒーカップ」の変形のような『フローラルダンス』など、園内の遊具のほとんどに乗ってみる。なにしろ最後なのだ。椅子のサイズがお子さま向けで二人で並ぶには少々キツくても(笑)、とにかくこれを逃したら二度と乗れないのである。

バカと煙は(爆) そんな中で2回乗ってしまったのが観覧車。山の上に設置された高さ50mの観覧車からの眺めはマジ最高。いまひとつスッキリと晴れていなかったのが残念だが、高いところ大好きなワタシは大満足。それに観覧車は寒くないのがこの季節にはありがたいのである。

 そのほか、自分で色つけできる楽焼きのお店で招き猫の色つけをしたり(ホンジャマカの石塚氏の手描きイラスト入りのお皿が飾られていたが、氏はたまにここに遊びに来るのだそうだ)、お土産屋さんを漁ったり(とはいっても大したモノはないが(^_^;))となかなか楽しい一日を過ごすことができた。てゆーか、遊園地に来ること自体が久し振りだったせいもあるのかも知れないが。でもまぁ、とりあえず思い残すことはないので、これでいいのだ(笑)。


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