模型製作に使用する塗料やシンナー、接着剤などは、一般に可燃性の物品であり、その取り扱いは消防法などによって規制されています。
また、これらには一般に人体に有害な有機溶剤が含まれており、その取り扱いは労働安全衛生法や有機溶剤中毒予防規則などによって規制されています。
さらに、模型製作の場合、エアブラシ塗装の際に発生する塗料の粉塵や、リューターなどで模型を削ったり、水を使わずにペーパーがけを行ったりした際に発生するプラスチックの粉塵も人体には有害です。
これらについて正しい取り扱いの知識を持つことで、塗料やシンナーが火元になっての火災や、シンナー中毒などの災害を防止することができます。 この手引きは、第1章では火災予防の観点から、第2章では健康障害予防の観点から解説したものです。
危険物取扱者乙種第4類・第02256号(平成19年9月28日・神奈川県) 【目 次】第1章 火気厳禁!!第2章 シンナー中毒にご注意!!第3章 資料編
|
